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登録日:2009/07/09 (木) 19 43 07 更新日:2023/05/14 Sun 11 23 41NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 1キル カエル ガエル ローレベル 後継者登場 死の合唱 水属性 水族 禁止カード 蛙 遊戯王 遊戯王OCG 遊戯王OCGデッキテーマ項目 ケロケロケロケロ…… 遊戯王で「ガエル」や「カエル」と名の付く、文字通り蛙モンスターによるデッキ。カテゴリ名としては「ガエル」なのだが、発音の不自然さ・一応「カエル」モンスターが存在することから、こう呼んでいる人もいる。 単純なステータスは非常に低く、ほとんどが攻撃力500以下なのだがその分効果が強力。また全体として手札を増やしやすいため、いろいろと戦略が広がる。 なお、所属する殆どのモンスターの名前は洒落になっている。 以下主なガエルと愉快な仲間たち 特記無ければ水属性・水族。 ■黄泉ガエル(蘇る) 効果モンスター 星1/水属性/水族/攻 100/守 100 (1):このカードが墓地に存在し、自分フィールドに「黄泉ガエル」が存在しない場合、 自分スタンバイフェイズに発動できる。 このカードを特殊召喚する。 この効果は自分フィールドに魔法・罠カードが存在しない場合に発動と処理ができる。 スタンバイフェイズに場に自分の魔法、罠がない場合に蘇生できる。 ただしガエルデッキとは特別相性は良くない(ロックパーツと噛み合わない)。 かつては帝デッキにリリース要員として組まれ大暴れした。 しかし時代の流れで制限緩和されることに。 ■イレカエル(入れ替える) 効果モンスター 星1/水属性/水族/攻 100/守2000 自分フィールド上に存在するモンスター1体を生け贄に捧げる。 自分のデッキから「ガエル」と名のついたモンスター1体を選択し、 自分フィールド上に特殊召喚する。 このカードがフィールド上に存在する限り、 「ガエル」と名のついたモンスターは戦闘によっては破壊されない。 自分フィールド上のモンスターをリリースすることによって「ガエル」をデッキから特殊召喚する。端的に言えばぶっ壊れカード。 とにかく何か消費する用のモンスターを用意すればそれを「ガエル」に変換できる。このコストには「イレカエル」自身をあてがってもOK。しかも効果回数に制限が無いため、ひとたび「ガエル」とこいつが並べば高速でデッキを圧縮できる。 デッキ内の「ガエル」を一匹残らず墓地に叩き込めるので墓地肥やしとしてもグッド。 しかし、呼び出せるのはあくまで「ガエル」でこいつ自身は「イレカエル」なので、同じ「イレカエル」は呼び出せない。 「ガエル」に戦闘破壊耐性を与える効果も持つが、こいつは「カエル」なので以下略。 シンクロ登場時に星数調整で好評になり、FBG(後述するが星1のチューナー)1キルにも使われる。 だが、2010年9月1日からの制限改訂により禁止カードになってしまった。後述のコンボはどれもこのカードを無くてはできないものなので、これでカエルの猛威は止まった。 エラッタされない限り制限復帰はまず無いだろう。 ■サシカエル(差し替える) 効果モンスター 星1/水属性/水族/攻 100/守2000 自分フィールド上に存在する水族モンスター1体をリリースし、 自分の墓地に存在する「ガエル」と名のついたモンスター1体を選択して発動する。 選択したモンスターを墓地から特殊召喚する。 この効果は1ターンに1度しか使用できない。 水族モンスターをリリースして墓地のガエルを特殊召喚する。 調整版イレカエル。コストが水族に制限、デッキからではなく墓地から特殊召喚、1ターン1回の制限がついた。 効果は便利だが、イレカエル同様自身はガエルではない。 ■鬼ガエル(着替える) 効果モンスター 星2/水属性/水族/攻1000/守 500 (1):このカードは手札からこのカード以外の水属性モンスター1体を捨てて、 手札から特殊召喚できる。 (2):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。 デッキ及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、 レベル2以下の水族・水属性モンスター1体を選んで墓地へ送る。 (3):1ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体を持ち主の手札に戻して発動できる。 このターン、自分は通常召喚に加えて1度だけ、 自分メインフェイズに「鬼ガエル」以外の「ガエル」モンスター1体を召喚できる。 手札の水属性モンスター1体を捨て、手札から特殊召喚する事ができる黄色いカエル。 召喚・特殊召喚に成功した時、自分のデッキ・フィールド上から水族・水属性・☆2以下のモンスター1体を墓地へ送る事ができ、 自分フィールド上のモンスターを戻して他のガエルの召喚権を増やす効果を持つ。 ガエルの主軸となるキーカード。 場に出た後手札に戻せばもう1回特殊召喚効果を使える。 湿地草原下では攻撃力2200となり貫ガエルと共にアタッカー候補となる。 …しかし、後述する【スプライト】との混合構築にて猛威を奮ったため2022/10/1に制限カード指定を受け、本家【ガエル】も大きなダメージを受ける事となった。 続く23/01/01に準制限にまで緩和。 ■裏ガエル(裏返る) 効果モンスター 星2/水属性/水族/攻 500/守 200 このカードは1ターンに1度だけ裏側守備表示にする事ができる。 このカードがリバースした時、自分フィールド上の 「ガエル」と名のついたモンスターの数まで、 相手フィールド上のモンスターを選んで持ち主の手札に戻す事ができる。 名前の通り何度も裏返るサイクルリバースモンスター。リバース時自分フィールド上のガエルの分だけモンスターをバウンスする。 「対象をとらない」「破壊もしない」、この二つを満たすのが裏ガエルのスゴい所だが、リバース故に遅いのできちんとロックして守る必要がある。 ■貫ガエル(考える) 効果モンスター 星2/水属性/水族/攻 400/守 400 このカードは相手プレイヤーに直接攻撃できる。 このカードが直接攻撃によって相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、 自分フィールド上に「貫ガエル」以外の 「ガエル」と名のついたモンスターが存在する場合、 相手フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊できる。 ダイレクトアタッカー。且つ、これでダメージを与えたなら条件付きで魔法罠を破壊する。 一見地味だが、発動タイミングがダメステなので、破壊効果に対してフリーチェーンさせない。 ムダにするまいと破壊されそうなサイクロンを放つとかは不可能である。 ただいかんせん攻撃力が低いので、その攻撃力を底上げする魔法「湿地草原」との併用がほしい。 ちなみに、「湿地草原」下では攻1600となる。 ■引きガエル(ヒキガエル) 効果モンスター 星2/水属性/水族/攻 100/守 100 フィールド上に表側表示で存在するこのカードが墓地へ送られた時、 自分のデッキからカードを1枚ドローする事ができる。 フィールドから表側で墓地に送られた時1枚ドロー。 「時」の「任意効果」なので、アドバンス召喚やシンクロ素材、リンク素材として墓地へ送られた場合はタイミングを逃し、ドローできなくなる。無念。 ■未知ガエル(見違える) 効果モンスター 星2/水属性/水族/攻1200/守 600 このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、 その守備力を攻撃力が超えていれば、 その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。 貫通能力を持つ海外出身のカエル。こっちが「貫ガエル」でよかったんじゃ?とか言わない。 湿地草原があると、帝と同等の攻撃力になるガエルの暴担当。 骨格がまんまカエルだった他のガエルと違い、こいつだけけろけろけろっぴのような二頭身の人型をしている。 ■魔知ガエル(間違える) 効果モンスター 星2/水属性/水族/攻 100/守2000 (1):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、 カード名を「デスガエル」として扱う。 (2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、 相手は他のモンスターを攻撃対象に選択できない。 (3):このカードがフィールドから墓地へ送られた時に発動できる。 自分のデッキ・墓地から「魔知ガエル」以外の「ガエル」モンスター1体を選んで手札に加える。 攻撃対象を自身に限定し、倒されれば「ガエル」のサーチ・サルベージを行う。 また、フィールドでは「デスガエル」扱いとなる。 こいつも鬼ガエルと並ぶガエルの要。2体揃えばロックがかかり、効果も有用。一旦表守備にするとウザいことこの上ない。 ■粋カエル(生き返る) 効果モンスター 星2/水属性/水族/攻 100/守2000 このカードはS素材にできない。 (1):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、 カード名を「デスガエル」として扱う。 (2):このカードが墓地に存在する場合、 自分の墓地から「ガエル」モンスター1体を除外して発動できる。 このカードを特殊召喚する。 墓地からガエルを除外して、自身を蘇生する粋カエル(生き返る)……否、粋なカエル。シンクロ素材にはできない。 フィールド上では「デスガエル」扱いになるが、それ以外ではガエルではない。 このため、墓地から除外するときのコストに「粋カエル」自身は使えないようになっている。 ■悪魔ガエル(アマガエル) 効果モンスター 星3/水属性/水族/攻1200/守 800 このカードの攻撃力は、自分の墓地に存在する 「悪魂邪苦止」の枚数×300ポイントアップする。 「引きガエル」同様、実在のカエルをモチーフにした「ガエル」。 効果は墓地の「悪魂邪苦止」の数×300だけ攻撃力を上げること。 「湿地草原」に対応しない☆3であるのが大変惜しく、「悪魂邪苦止」を3枚揃えても「未知ガエル」に攻撃力で勝てない。 ぶっちゃけ「未知ガエル」使ったほうが早い。 ■デスガエル 効果モンスター 星5/水属性/水族/攻1900/守 0 このカードの生け贄召喚に成功した時、 自分の墓地に存在する「悪魂邪苦止」の枚数分まで、 「デスガエル」を手札またはデッキから特殊召喚する事ができる。 生け贄召喚(アドバンス召喚)時、墓地の「悪魂邪苦止」の数だけ「デスガエル」をデッキから特殊召喚できる。 そのステータスから普通の利用は難しく、正直シンクロにしか使われなかった。だが、筆頭チューナーの「フィッシュボーグ・ガンナー」すら禁止になってしまう。 死の合唱の発動条件となるが、デスガエル扱いとなる下級も登場してさらに肩身が狭くなった。 一応、水属性☆5を揃えられるのでエクシーズの素材として使うことはできる。 こいつ自身はぱっとしない性能だが、「ガエル・サンデス」の融合素材であるので「融合派兵」でリクルートすることが可能。 ■悪魂邪苦止(オタマジャクシ) 効果モンスター 星1/水属性/水族/攻 0/守 0 自分フィールド上に存在するこのカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、 自分のデッキから「悪魂邪苦止」を手札に加える事ができる。 その後デッキをシャッフルする。 戦闘で破壊されると同名カードをデッキからサーチ。 デスガエルの前提となるカードだが、使い勝手は微妙。 ■ガエル・サンデス 融合・効果モンスター 星8/水属性/水族/攻2500/守2000 「デスガエル」+「デスガエル」+「デスガエル」 このモンスターの融合召喚は、上記のカードでしか行えない。 このカードの攻撃力は、自分の墓地に存在する 「黄泉ガエル」の枚数×500ポイントアップする。 デスガエル3体の融合体となる巨大なガエル。カエルさんです。 墓地に特定の「ガエル」がいれば攻撃力が×500上がる……のだが、その対象は「黄泉ガエル」。 「デスガエル」だったらもうちょっとなんとかなったかもしれないのだが……。 ガエルデッキ自体と黄泉ガエルとの相性が微妙なため、融合サポートでデスガエルの展開補助としての方が使い道はあるか。 また、地味に烙印の気炎に対応している唯一の水族モンスターなので、烙印融合を採用した型の【ティアラメンツ】においてコスト兼融合素材として採用される事も。 ただし後に《ティアラメンツ・ルルカロス》が登場したためお役御免になる。 ■餅カエル(持ち帰る) エクシーズ・効果モンスター ランク2/水属性/水族/攻2200/守 0 水族レベル2モンスター×2 (1):お互いのスタンバイフェイズにこのカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。 デッキから「ガエル」モンスター1体を特殊召喚する。 (2):1ターンに1度、相手がモンスターの効果・魔法・罠カードを発動した時、 自分の手札・フィールドの水族モンスター1体を墓地へ送って発動できる。 その発動を無効にし破壊する。 その後、破壊したカードを自分フィールドにセットできる。 (3):このカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地の水属性モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを手札に加える。 9期になって急に登場したカエルのエクシーズ。 レベル2水族x2というきつめな縛りながら、その効果は強力無比。 X素材を使ってデッキからガエルをリクルート、 自身を含めた水族をコストに相手の効果をX素材も使わずに無効化、 更に無効化したカードを自分のフィールドにセット、 おまけに自身が墓地に送られたらタイミングを逃さずに水属性を手札に回収、 ……とめっちゃくっちゃ盛りだくさんな効果を持つ。 相手のカードを持ち帰り、墓地の水属性も持ち帰る。 ちなみにバハムート・シャークからも出せるので、場合によってはランク4から出てくることも。 あまりの強さと使い勝手の良さから様々なデッキで使われて制限カード指定を受け、バハムート・シャークとの併用が困難になった新マスタールール下では一時期無制限へとなったが次のルール改訂時には再び制限へと戻される、とかなり警戒されており、 2022/7/1には【スプライト】での大暴れがトドメとなり遂に禁止カードとなる。 詳しいこと(歴史とか使われ方とか)は項目参照。 ■寝ガエル(寝返る) 効果モンスター 星2/水属性/水族/攻 100/守2000 このカードは融合・S・X・リンク召喚の素材にできない。 (1):このカードが召喚・反転召喚に成功した場合に発動する。 このカードを守備表示にする。 (2):1ターンに1度、相手のメインモンスターゾーンのモンスター1体を対象として発動できる。 守備表示のこのカードを対象の相手モンスターの隣のモンスターゾーンへコントロールを移す。 その後、相手のメインモンスターゾーンの「寝ガエル」が2体のみの場合、 その2体の間に存在する全てのモンスターのコントロールを得る。 10期で登場した「ガエル」。 自分自身を相手に献上する、まさに「寝返る(*1)」ガエル。 ただし移動先にすでに「寝ガエル」がいた場合、その2匹の間にいるモンスターを全員乗っ取る、オセロのような効果を持つ。 このコントロール奪取効果は対象を取らず破壊もせずかつ永続的な奪取なので、手間こそかかるが強力なモンスターを奪いやすい。 各種召喚の素材にできないイヤ~な誓約効果もあるので、相手からすれば足元で横になってるコイツが疫病神に見えてくるだろう。 ただ、その2匹を放置しておくと次の相手ターンで相手が「寝ガエル」を使って奪われたモンスターを取り返しにくるので、奪ったターンの間に必ず一匹は始末しておく必要がある。 ガエルサポート 湿地草原 フィールド魔法 ☆2以下 水属性 水族 のモンスターの攻撃力を1200上げる。 カエルや氷結界コンビを強化させる【湿地草原】の核となるフィールド魔法カード。 元となる攻撃力は貧弱とはいえ、この強化値が全体にかかるのは破格。 死の合唱 通常魔法 フィールドに「デスガエル」3体がいる時に発動でき、相手フィールドのカードを全て破壊する。 条件が面倒なものの、決まれば爽快なカード。ここに総攻撃でダイレクトアタックすればゲームエンドは目前。 発動条件は通常のデスガエルを使うか、魔知ガエルと粋カエルで代用するかに分かれる。 フロッグ・バリア 通常罠 ガエルが攻撃対象にされた時発動できるミラーフォース。 現在はミラーフォース互換も沢山あるのでわざわざ使う必要は少ない。 以下相性の良いカード フィッシュボーグ―ガンナー ☆1 水/魚 チューナー 100/200 略称「FBG」 手札1枚をコストに自己蘇生効果を持つ。 141(ワン・フォー・ワン)とこいつが先攻で手札にあれば九分九厘勝ち。 イレカエルとの相性が抜群で「同じ水属性」「141が共有できる」「チューナー&高レベル補充要員」……と、挙げればキリがない。 ガエルシンクロのチューナーの定番……だったのだが禁止になってしまったため、実質ガエルシンクロは機能停止状態にある。 氷結界の術者 ☆2 1300/0 氷結界の水影 ☆2 1200/600 二体とも名前・ステータス・運用法が近く、湿地草原で上級モンスター並の攻撃力を誇る。 ジャンク・シンクロン ジャンク・ウォリアー 召喚時に墓地の☆2以下を蘇生させるチューナーと、 シンクロ召喚時にフィールドの☆2以下の攻撃力分アップするシンクロモンスター。 湿地草原型のカガエルデッキでは化け物級の攻撃力となる ワン・フォー・ワン 通常魔法 手札のモンスターをコストに手札、デッキから☆1モンスターを特殊召喚する。 通称「141」 イレカエルを早く呼び出すのに使われる。 手札コストもサルベージや魔知ガエルの存在から、あまり気にならない。 サルベージ 通常魔法 墓地の水族モンスター2枚を手札に加える。 墓地を肥やすのは得意なので非常に便利。 強欲なウツボ 通常魔法 手札の水属性モンスター2体をデッキに戻してシャッフルした後、デッキからカードを3枚ドローする 手札交換カードだが、序盤に来ないと事故要因にもなる。 水舞台 永続魔法 本来はアクアアクトレスのカードだが水属性もサポートしてくれる。 ガエル達が水属性以外との戦闘では破壊されなくなる。魔知ガエルは強固な壁になり裏ガエルは戦闘破壊されないのでリバースした時の効果を使いやすくなる。 一族の結束 永続魔法 墓地の種族が1種類のみなら、攻撃力を800上げる。 カエルたちの打点を急上昇させる。湿地草原と合わせれば超強化できる。 また使いやすさに定評のある氷帝メビウスも水族なので、デッキをほとんど歪めず結束できる。 シンクロやエクシーズが使いにくくなるのが難点。 レベル制限B地区 永続魔法 グラヴィティ・バインド-超重力の網- 永続罠 レベル4以上の攻撃を防ぐ永続カード。 レベル2以下が主軸のガエルなら自分は素通りできる。 だがエクシーズには突破されるので過信は禁物 ……主なガエルデッキ…… 【死の合唱型】 「デスガエルが三枚ある場合、相手場のカードを全て破壊」という魔法カード、死の合唱を使う。 我らがD-HEROダイヤモンドガイを混ぜる型もある。 合唱や141の条件を踏み倒したり、E・HEROアブソルートZEROに融合するのも良い。 合唱→デスガエルで5700ダメージ→超融合「ガエルサンデス」はロマンながら理想の流れ。 下記の湿地草原型に組み合わせる事も可能。 【湿地草原型】 未知ガエル・裏ガエル・先の氷結界達をアタッカーとして運用する。 湿地草原と一族の結束で攻撃力を底上げするもの。 ロックパーツも邪魔にならず、ガエルデッキでは比較的安定している。 【FBG1キル】 イレカエルとFBGによる1キル。【イレカエル1キル】とも。 氷結界の虎王ドゥローレンと継承の印とでループを形成し、ダーク・ダイブ・ボンバーで射出する。 1キル率はかなりの物だが、値段が高いせいであんまり流行らず。 制限改訂によりDDBは禁止、141は制限、ドゥロは準制限と完全に消滅した はずだった。 まさかの2/20の新弾にて再びワンキルが可能に、しかも値段が安い。 【マスドラガエル】 動きはシンプル、イレカエルで大量のガエルを墓地に送り、粋カエルを蘇生してマスドライバーで連打するだけ。 上記1キルについてはガエル1キル(遊戯王OCG)のページも参照してほしい。 【ガエル帝】 上記マスドラ型と同時期に流行ったタイプ。 元より【帝コントロール】に黄泉ガエルは定番だったが、 鬼ガエルの登場で能動的に黄泉ガエルを墓地に送れるようになったため、帝を積んだのがこのタイプ。 粋カエルもリソース確保や帝をバウンスし再利用にと優秀。 さらにそれだけでなく、FBGを利用した柔軟なシンクロ召喚も可能とし、 さらにはフォーミュラ・シンクロンによりディスアドバンテージの補填も容易という強力なデッキとなった。 【餅カエル軸】 チート新規の餅カエルを連打することに特化させたデッキ。 ガエルの他に 1枚で餅を作れるレスキューラビット&レベル2水族通常モンスター サポートを共有できる【アクアアクトレス】及び【バージェストマ】 墓地に同名モンスターがいれば1枚で餅カエルを作れるグレイドル・スライムJr ゼンマイティ経由でゼンマイマイを召喚権無しで出せるSRベイゴマックス&SRタケトンボーグ などが投入される。 【ガエルスプライト】 餅カエル軸の亜種でレベル2・ランク2・リンク2モンスターの展開に特化したスプライトとの混合デッキ。 レベル2を何でも呼べるギガンティック・スプライトで鬼ガエルを呼んで粋カエルを落とす →レベル2を釣り上げるスプライト・エルフをリンク召喚して鬼ガエルを蘇生させてガエルを落として粋カエルを蘇生させる →鬼ガエルと粋カエルで餅カエルをスプライト・エルフのリンク先にエクシーズ召喚し、餅カエルで魔知ガエルをリクルート と餅カエルに対象耐性を付与しつつ攻撃からも逸らす布陣が出来上がる。 ギガンティック・スプライトのリクルートの制約でソリティアの天敵原始生命態ニビルから守りつつ展開し、スプライト・エルフが条件付きで餅カエルを釣り上げられるので餅カエルのカウンターが複数回狙えるのが強み。 あまりの強さに2022/7/1に餅カエルが禁止、同年10/1には鬼ガエルが制限になる程の暴れっぷりを見せつけた。 2010年9月の制限改定でガエルは死滅… したかと思われたが、2011年にイレカエルの後継者サシカエルが登場した。 と思ったらFBGが死んだ。 それから長い間環境に姿を見せることは無かったが2016年7月に餅カエルが登場した事で状況は一変。 上記の餅カエル型やバージェストマメインの型にガエルシリーズを出張させた型が入賞し始めている。 しかし、【ガエルスプライト】規制の一環で切り札の餅カエルが使用不可、展開の要の鬼ガエルが制限と手痛い規制を受け逆風にさらされている。 追記修正よろしく頼むケロ △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] こいつらの所為でメンタルマスターが恐ろしく霞んで見える、素敵! -- 名無しさん (2014-01-20 21 48 10) ゲームによってはミガエルがいるからさらに凶悪。FBGなしでもループコンボができちゃうぜ! -- 名無しさん (2014-01-20 22 46 25) 1killのページを個別に建てたので、こちらも書きカエルことにしました。ついでにガエル帝についても記述追加。 -- 名無しさん (2014-08-30 23 54 02) また悪さしそうな予感…新規の餅カエルがアホみてぇな効果してやがる -- 名無しさん (2016-07-10 23 43 45) 素直に水族ランク2の切り札でいれば良かったものを、バハシャから出るのがなんとも -- 名無しさん (2016-07-11 02 45 59) 何気に打点も悪くないという -- 名無しさん (2016-07-11 05 08 47) ヒックリカエル……は今のところ関係ないんだよね。相性は悪くないんだけど -- 名無しさん (2017-05-01 17 40 52) リバーシモチーフの「寝ガエル」というニューフェイスが来たぞい -- 名無しさん (2018-04-20 14 53 38) 同名ターン1が付こうが強いって言われるイレカエル、改めてイカれた性能だなと -- 名無しさん (2022-04-06 22 36 40) 海外ではイレカエルがエラッタなしで制限復帰だと・・・?粋カエルもフィッシュBガンナーもいないとはいえ大丈夫なのか・・・? -- 名無しさん (2022-09-27 12 09 52) うちは一族 -- 名無しさん (2022-10-16 11 38 25) 名前 コメント
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登録日:2010/07/22(木) 07 48 28 更新日:2024/03/27 Wed 12 49 40NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 2500 DT再録 LEGENDカード デーモン デーモンの召喚 トゥーン バニラ レアカード 原作出身 悪魔族 星6 融合素材 通常モンスター 遊戯デッキ 遊戯王 遊戯王OCG 遊戯王ラッシュデュエル 闇属性 骨 (もし…次に引くカードが「ミノタウルス」よりも攻撃ポイントが低かったら…オレの負けだ!) よし! オレの手札の中の最強カード「デーモンの召喚」!! 「デーモンの召喚」だと!? 悪魔系モンスターカードの中でもベスト5に名を連ねるほどのレアカード!! そんなカードを持っていたのか! 「デーモンの召喚」とは、高橋和希作の漫画『遊☆戯☆王』、及び『遊戯王オフィシャルカードゲーム』に登場するカード。 英名:Summoned Skull ☆6/闇属性/悪魔族/攻2500/守1200 闇の力を使い、人の心を惑わすデーモン。 悪魔族ではかなり強力な力を誇る。 Vol.4より登場した通常モンスターカード。 レベル6にして攻撃力2500と、生け贄1体のモンスターとしては最強クラスの攻撃力を持つ。 遊戯王をプレイした人なら、誰もが一度は「デーモンの召喚を召喚!」と叫んだことがあるハズ。 ‐例‐ 子供A「どうだ!オレのサイコ・ショッカーの前には手も足も出まい!」 子供B「俺のターン、ドロー! 魔法カード死者蘇生を発動、墓地からホーリー・エルフを復活させる!」 A「フン、そんな雑魚モンスターで何ができる!」 B「フッ、そいつはどうかな…? オレはホーリー・エルフを生け贄に、デーモンの召喚を召喚!!」 原作では《ブラック・マジシャン》と同じく星7。 しかし、初期の遊戯王OCGは(攻撃力+守備力)÷700して切り上げたものをレベルとしていたため、守備力の低いデーモンの召喚はレベル6となった。 このおかげで師匠は「デーモンと同じ攻撃力のクセに生け贄2体」と評され、真紅眼の黒竜や暗黒騎士ガイアに至っては目も当てられない事に…(*1) 同様に「守備力が低いのでレベルが下げられた」例には《人造人間-サイコ・ショッカー》がいる。 かつては上級モンスターの中では最も攻撃力が高く、大会では下級モンスター最強の《ヂェミナイ・エルフ》と共に必須カードとして君臨していた。 攻撃力2400のサイコ・ショッカーを倒せる数少ないカードであり、 更に守備力1500以下のモンスターをデッキから手札に加える「黒き森のウィッチ」で簡単にサーチできる。 守備力が低いせいでレベルが下げられたはずが、皮肉にもそれがさらなる使い勝手の向上に繋がり様々な面で優秀だったのだ。 (おかげで守備力1600の《サイバティック・ワイバーン》は不遇をかこっていた) 後に帝モンスターが登場すると「生け贄召喚すると同時に相手のカードを破壊できる」のが常識となり、このカードは大会から姿を消した。 「EX」「ストラクチャーデッキ遊戯編」などの構築済みデッキに入っていたこともあり、強さの割に入手しやすかったのもイケメン。 「デーモンの召喚を召喚!」した人が多いのはこれも一因である。 ちなみに、遊戯は「デーモンの召喚を召喚」と言うことは避けており、「来い、デーモンの召喚!」などと言っている。アニメ版ではデュエルをしていた子供がこの言い回しを使った。 デーモンの召喚を使ってみよう 現在はリリース1体で攻撃力2500というだけではとりたてて強力なカードとしては扱われない。 攻撃力2600の《フロストザウルス》、2500でメリット効果付きの《エンド・オブ・アヌビス》《ゴーレム》等がマイナーであることからもそれは分かるだろう。 また《E・HERO プリズマー》や《ダイガスタ・エメラル》を利用した蘇生コンボ(*2)なら青眼の白龍等の最上級モンスターを使った方が強力ではある。 しかしデーモンの召喚はデーモンや闇属性、悪魔族サポート、 専用カード《魔霧雨》や融合素材モンスター専用サポートと活用する手段がとにかく豊富。 特に《E・HERO プリズマー》《終末の騎士》《融合徴兵》の全てに対応しているのは大きい。 《E-HERO ダーク・ガイア》の融合素材としてもなかなかの使い勝手を誇る。 ぶっちゃけフロストザウルスなど総合的な使い勝手では全くデーモンの召喚に及ばない。 原作出身かつ初期には無双の強さを誇ったこともあり、かつてはかなりの人気を誇った。 相当な人気を誇るせいか、複数種のイラストが存在しており、結構優遇されている。 関連カード 迅雷の魔王ースカル・デーモン ☆6/闇/悪魔族/攻2500/守1200 デーモンの召喚のリメイクカードにして、召喚される前の真の姿。原作漫画のワンシーンを元に描かれたイラストは非常にカッコいい。 維持コストが毎ターン500LPかかるが、サイコロで1/2の確率で自分を対象に取る効果を無効にできる。 運が良ければブリューナクや帝の効果を連続で止められる。 ただ、無効にされる恐れがあるのに効果を使ってくる相手は少ないので、扱い方を誤ると結果としてライフコストが嵩むだけの存在になりがち。 また、「デーモン」に関する効果を持っていないため、【デーモン】デッキでも現在では下記の将星などが優先される。 専用デッキを組むにしても、サポートを駆使して戦うならバニラである元祖デーモンの召喚の方が受けられるサポートが多い。 真の姿でありながら、中々苦しい立場にあると言わざるを得ない。 【悪魔族】系列のデッキにアタッカーとしてピン差ししたり、悪魔の憑代でサポートすると良いかもしれない。 ブラック・デーモンズ・ドラゴン ☆9/闇/ドラゴン族/攻3200/守2500 真紅眼の黒竜との融合体にして王様と凡骨の友情の結晶。 元キングの魂とは違うよ? コイツが存在するお陰で、デーモンの召喚はE・HERO プリズマーを活用できる。 龍の鏡を使えば割りと出しやすいので、その気になればコイツを過労死させるデッキも組める。 正月特番では、城之内妹こと静香の羽子板に描かれていた。 トゥーン・デーモン ☆6/闇/悪魔族/攻2500/守1200 デーモンの召喚がトゥーンになったのデース。 しかし攻撃力が劣っていても召喚酔いしないトゥーン・ブラック・マジシャン・ガールの方が使いやすい。 《トゥーン・フリップ》差別化するなら互いに召喚酔いを強制される《怨霊の湿地帯》をと併用する手もある。 また最上級がポンポン出てくる現環境なら《トゥーン・マスク》で出せる機会も多く、相手ターンに発動すれば召喚酔いも無視できる。 アンデット・スカル・デーモン ☆6/闇/アンデット族/攻2500/守1200 「ゾンビキャリア」+チューナー以外のアンデット族2体 迅雷の魔王がさらにアンデット化したシンクロモンスター。 フィールド上のアンデット族全てがカードの効果で破壊されなくなるという強力な効果を持つが、召喚の難しさゆえにあまり使われていない。 ワイトデッキならゾンキャリ+ワイトキング+ワイト夫人で出せなくはない。 魔霧雨 自分の場のデーモンの召喚か雷族を指定し、その攻撃力より低い守備力の相手モンスターを破壊する。 ただし、そのターンはバトルフェイズを行うことはできない。 デーモンの召喚自体をサポートするほぼ唯一のカード。 しかしせっかく上級モンスターが自分の場にいるにもかかわらず攻撃が封じられるのは大きな痛手。 基本的にライトニング・ボルテックスで十分だろう。 デーモンの将星 ☆6/闇/悪魔族/攻2500/守1200 デーモンの召喚のリメイクカードの1つ。イラストはLIMITED EDITION 3版がモデル。 自分の場にデーモンがいる時に手札から特殊召喚が可能。 この効果で特殊召喚した場合は自分の場のデーモンを破壊する必要があるが、それでも普通の上級モンスターより事故要員になりづらい。 またアドバンス召喚に成功した場合はレベル6のデーモンを蘇生できるという強力な効果を持つ。 複数枚投入するか、下記のエビル・デーモンなどと併用するのも良いだろう。 真紅眼の凶雷皇(レッドアイズ・ライトニングロード)―エビル・デーモン デュアル/効果モンスター ☆6/闇/悪魔族/攻2500/守1200 まさかのデュアル 真紅眼化。 デメリット無しの魔霧雨を内蔵に加えてデュアルサポートに「レッドアイズ」サポートも受けられる様になった為、使い勝手が上昇した。 悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴン ☆9/闇/ドラゴン族/攻3200/守2500 ☆6「デーモン」通常モンスター+「レッドアイズ」通常モンスター 上記のブラック・デーモンズ・ドラゴンのリメイク。名前は原作の物に戻った。 攻撃時に相手の魔法・罠・モンスター効果の発動を封じ、 融合召喚して出した場合、戦闘したバトルフェイズ終了時に墓地の「レッドアイズ」通常モンスターの攻撃力分のバーンを与え、そのモンスターをデッキに戻せる。 実は「☆6デーモン通常モンスター」であり、「レッドアイズ通常モンスター」でもある上記のエビル・デーモン×2で出せる。 デーモンの降臨 儀式/効果モンスター ☆6/闇/悪魔族/攻2500/守1200 「奈落との契約」により降臨。 ひょっこり現れた儀式デーモン。ちゃっかりこれでデーモンは全ての召喚方法を網羅した。(*3) 儀式モンスター以外との戦闘で破壊されず、儀式モンスター以外のモンスター効果で破壊されないと言う非常に強固な耐性と、儀式召喚した自身が相手によって墓地に送られた場合に手札・墓地・デッキから「デーモンの召喚」を呼び出す効果を持つ。 また、場にいる限りは「デーモンの召喚」として扱うので魔霧雨の発動条件を満たせ、悪魔竜じゃない方のブラック・デーモンズ・ドラゴンの素材にもなる。 デーモンの顕現 融合/効果モンスター ☆6/闇/悪魔族/攻2500/守1200 ちゃっかり現れた融合デーモン。「デーモンの召喚」と闇属性で融合できる。 場にいる限り「デーモンの召喚」になる永続効果、場にいる限り「デーモンの召喚」の攻撃力を500上げる効果、融合召喚した状態で相手によって墓地に送られた場合に「デーモンの召喚」を手札かデッキか墓地から呼び出す効果を持つ。 ぶっちゃけ降臨の相互互換。両方並べれば打点3000が2体並ぶ。蘇生制限をクリアすれば本家と降臨とコイツで打点3000をほいほい並べることが出来る。 デーモンの招来 シンクロ/効果モンスター ☆6/闇/悪魔族/攻2500/守1200 シレっと現れたシンクロデーモン。他と異なり「デーモンの召喚」を素材に出来ない。 場にいる限り「デーモンの召喚」になる永続効果、場にいる限り「デーモンの召喚」に対象耐性を与える効果、シンクロ召喚した状態で相手によって墓地に送られた場合に「デーモンの召喚」を手札かデッキか墓地から呼び出す効果を持つ。 耐性付与以外は降臨や顕現と変わらない。 ちなみに、何気に初の悪魔族レベル6シンクロ。 デーモンの超越 エクシーズ/効果モンスター ★6/闇/悪魔族/攻2500/守1200 フラッと現れたエクシーズデーモン。「デーモンの召喚」2体で召喚できる。 場にいる限り「デーモンの召喚」になる永続効果、「デーモンの召喚」の破壊を素材で肩代わりする効果、エクシーズ召喚した状態で相手によって墓地に送られた場合に「デーモンの召喚」を手札かデッキか墓地から呼び出す効果を持つ。 破壊無効以外は他のバリエーションと変わらない。 デーモンの光来 ☆6/闇/悪魔族/攻2500/守1200 久しぶりのデーモンの召喚のリメイク。アニメ版戦いの儀で表遊戯が使用した縁で光の黄金櫃関連のカードとして登場。 自身以外の味方モンスターの攻撃力を自分のターンの間500アップさせる効果と、本家のフレーバーテキストの再現なのか召喚・特殊召喚時に相手モンスターのコントロールを攻撃を封じつつエンドフェイズまで奪う効果を持つ。 光の黄金櫃があればリリースなしで召喚可能であり、コントロール奪取時に光の黄金櫃があれば奪取したモンスターが攻撃可能になるため光の黄金櫃との併用が前提となる。 とは言え、光の黄金櫃デッキでは召喚権はトリコロール・ガジェットに割きたい都合上、破壊竜ガンドラGの効果でリクルートして全体破壊を生き延びたモンスターを奪って一斉攻撃と言う使い方がベター。トドメを刺せなかったらレベル6を活かして交血鬼ーヴァンパイア・シェリダンを出したりなど奪ったモンスターの処理をしておきたい。 劇中での活躍 ATMこと闇遊戯の使用カードとしての活躍が主。「悪魔族の中では五指に入るレアカード」らしい。 最終形態一歩手前とは言えグレートモスを戦闘破壊する等、結構活躍している。 攻撃名は「魔降雷」 記念すべき最初のデュエルである海馬戦で初登場し、ミノタウルスに押されていた遊戯の起死回生の切り札として海馬のモンスター達を圧倒。 ペガサス編でも羽蛾、迷宮兄弟戦などで活躍した。 原作では星7の最上級モンスターであったため、生け贄が必要なバトルシティ以後、 墓地に行くことで相手の攻撃力を500下げる特殊能力を持つ星6の上級モンスター「暗黒魔族ギルファー・デーモン」に出番を奪われたが、 アニメでは星6なことからバトルシティ編以降も使用され、遊戯とアテムの最後の戦いにも登場した。 続編のGXにも若m(ry…もといタイタンやスカルビショップの決闘で登場。 しかし、儀式召喚の生贄にされただけで出番が終了と扱いはATMの時とは打って変わってかなり悪い。 ブラック・マジシャンが初登場時あまり活躍できなかったうえ、エースカード扱いされたのがバトルシティ以後。しかも双六からの借り物カードだった。 それに対してこのデーモンの召喚は攻撃力が2500で、しかも遊戯がもともと持っていたカードに加えてかなり活躍していたため このカードが遊戯のエースモンスターだと認識している人も多い。 ゲームでのデーモンの召喚 一部ゲームでは「未熟な悪魔+時の魔術師」や「転職の魔鏡+悪魔族」を融合して召喚できる。 特に某無理ゲーでお世話になった決闘者も多いのではなかろうか。 その他 元ネタは「マジック:ザ・ギャザリング」のクリーチャー「奈落の王/Lord of the Pit」。 また、原作初登場の回に双六の店で広げられているカードの中に「デーモン」というカードがあるため、このカードの元々の名前は「デーモン」だった可能性がある。 この「デーモン」のカードは攻守イラスト共に「デーモンの召喚」と同じである。 MTG第5版まで、クリーチャーカードはクリーチャーそのものではなく「クリーチャーを召喚する呪文」というカードタイプとして扱われ、 イラスト枠外左下のカードタイプ表示には「(クリーチャータイプ)の召喚」と書かれていた。 奈落の王はクリーチャータイプ「デーモン」なので、カードタイプ表示は「デーモンの召喚/Summon Demon」。 それにあやかって「デーモンの召喚」となったのかも知れない。 なお現在こそ悪魔のような容貌だが、初期はどちらかというとアンデット族に近かった。 その後、カードイラストのポーズが原作に出た辺りで悪魔っぽさが上昇している。 ちなみに、バンダイ版カードでは真っピンクだった。 そのため東映版ではその色だったが、劇場版では少しブラック・デーモンズ・ドラゴンに近い色合いとなっている。 オレは翻弄するエルフの剣士を生け贄に捧げ、追記・編集の召喚を召喚! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 遊戯王で一番好きなカードだなぁ…また活躍する姿を見たい -- 名無しさん (2013-08-11 02 40 49) 原作じゃブラックマジシャンはレベル6の時もあった。 -- 名無しさん (2013-08-11 09 58 38) 個人的に遊戯の切り札っていうとブラック・マジシャンよりこっちをつい思い浮かべる。原作初期の活躍ぶりのせいだろうか -- 名無しさん (2013-09-15 14 32 24) やっぱり悪魔族の代名詞といえばこのモンスター。現役の時はよく使ってました -- 名無しさん (2013-10-22 20 54 50) 今も使ってる俺 -- 名無しさん (2014-05-29 03 29 56) 王国編のこいつはでてきたらだいたいいい仕事したからなぁ。例外は舞戦くらいか -- 名無しさん (2014-05-29 14 38 11) ↑ペガサス戦でも噛ませにされてた。 -- 名無しさん (2014-05-29 15 56 06) 悪魔魔族なのに攻撃は雷属性だっけ? -- 名無しさん (2014-05-29 16 10 57) 施しからの墓地蘇生は基本 -- 名無しさん (2014-11-19 17 54 12) 遊戯王オンラインで岩石の巨兵を並べまくって相手がショッカー出したらデーモンの召還出してカウンターするの好きだったなぁ -- 名無しさん (2014-11-19 18 05 50) 初期のフレイバー・テキストに相応しいのは、今だとVol.4とアジアチャンピオンシップ2001仕様のものぐらいだよな。 -- 名無しさん (2015-03-05 21 05 20) 皆言ってるけど、召喚のデーモンじゃ駄目だったのかしら -- 名無しさん (2015-03-21 01 51 30) ↑↑ 闇を制する者のレリーフverもな! -- 名無しさん (2015-03-21 02 15 01) ついにレッドアイズ化・・・ -- 名無しさん (2015-03-21 17 19 23) このカードがかっこよすぎてデビルマンとか悪魔関係にハマってしまったな。 -- 名無しさん (2015-11-08 02 07 43) コンマイはデュアルがデッキの中でも通常モンスター扱いされると勘違いしてエビルデーモンを悪魔竜の素材として作った説がかなりガチになってきたな… -- 名無しさん (2016-06-26 09 42 29) ぶっちゃけステータスで勝るサイバティック・ワイバーンやフロストザウルスよりよっぽど有用だと思う -- 名無しさん (2016-06-26 09 51 54) 元ネタのMTGでは、クリーチャー(遊戯王DMで言うモンスター)カードも、クリーチャーそのものではなく、クリーチャーを召喚する魔法という扱いなので、このカードも、デーモンの召喚(を行う魔術)といったネーミングだったのではなかろうか -- 名無しさん (2017-11-06 11 55 48) ↑カードイラストは当時のMTGの黒のエース級クリーチャー「奈落の王」がモチーフだと思われる。 -- 名無しさん (2018-03-24 09 28 59) 〇〇を召喚しますって宣言になるのに、デーモンの召喚“士”ではなく召喚……可笑しいと思いませんかあなた?これはダーク・ゴッド(鏡繋がり)サンのケジメ案件では?(とばっちり -- 名無しさん (2018-08-31 18 02 11) 実は初登場時は「デーモン」という名前だったのだが、次の話(海馬とのデュエル中に召喚された時)で唐突に「デーモンの召喚」に変化している。実際にデュエルに書いてみてデーモンではしっくりこなかったから名前を捻ったであろうことが伺える。 -- 名無しさん (2018-11-03 12 53 53) 何故ブラックマジシャンに切り札ポジ奪われたのだろう…?顔か?やっぱり顔か? -- 名無しさん (2021-12-02 00 55 35) あー……オレ……デーモンになっちゃったよー -- 名無しさん (2022-03-08 20 06 49) デーモントークン一体を特殊召喚する効果の魔法カードなら名前に違和感はない気はする。まあ初期の何もかも曖昧だった頃のカードだししょうがない -- 名無しさん (2022-12-28 00 36 24) ↑2ブラマジと違って明確に元ネタがあったから訴えられるのを避けるためとか? -- 名無しさん (2023-07-01 14 56 30) 両方共にパズドラコラボの時に出たからデーモンの召喚と奈落の王を並べられるの好き -- 名無しさん (2023-12-05 20 59 40) リンクモンスター版が出たらデーモンの…何だろう? -- 名無しさん (2024-03-14 22 57 16) ラッシュだとサイバティック・ワイバーンとは立場が逆転してしまっているのも興味深い あっちは守備力1600のお陰でトルネに処理されないうえ、FWWで通常風バニラのエース格という個性も手に入れてる上必殺技カードも貰ったし -- 名無しさん (2024-03-27 08 46 09) 名前 コメント
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前ページ次ページ機械仕掛けの使い魔 機械仕掛けの使い魔 第7話 クロとの2度目の契約後のルイズは、見違えるほど気力が充実していた。どこにそんな力があったのか、と思わせる速さで、教室の掃除を進める。 「ふぇー…。やるじゃねーか、ルイズ」 「当たり前よ! 今回は…いえ、今回も失敗したけど、その尻拭いも満足に出来ないんじゃ、先に進む事なんて出来ないわ!」 その瞳には炎。泣いた烏がもう笑った、とは言い過ぎであろうが、それほどの変わり様だった。 「まぁ、そんくらいじゃねーと、オイラも張り合いがねーな」 心の加速装置を全開にしたルイズの活躍もあり、掃除は昼食前に何とか完了。そして今、ルイズとクロは、昼食を摂るために、食堂へ向かっていた。 「今から向かうのは、アルヴィーズの食堂。本来なら使い魔は入れないんだけど、私が掛け合って、アンタの分も用意してもらうわ」 「アルヴィーズって…何だ?」 「小人の名前よ。食堂の壁に彫像が飾ってあるの」 「学校の彫像…二宮金次郎みてーなもんか?」 「ニノミヤ…誰よそれ?」「気にすんな、こっちの話だ」 二宮金次郎といえば、クロのいた世界に限らず、我々の世界でも非常に有名だ。本人は働きながらも勉強を怠らない勤勉家として。そしてその銅像は、夜な夜な動く学校の怪談として。 ちなみに、アルヴィーの彫像は、夜中になると動くどころか踊り始めるらしいのだが、それはここで語る事ではないだろう。 + + + + + + 食堂に入ると、まず目を引くのは長大な3つの机だ。1つの机には椅子が100席ほど並んでいる。限られた食堂の面積で、学院の生徒全員の席を準備するには、最も効率が良い配置なのだろう。 その机に料理を運ぶ給仕たちの苦労は、推して知るべし、であるが。 そして壁を見ると、なるほどルイズの言う通り、様々なポーズを取る小人の彫像が、大量に並んでいた。 コレが一斉に踊り始めるとなると、二宮金次郎以上のホラーだろう。 「コレが…昼飯だってのか?」 「えぇ、そうよ。それじゃ、アンタの分の食事も用意してもらうよう頼んでくるから、待っててね」 給仕の控えている厨房へ行ったルイズを見送ったクロは、長卓に並ぶ昼食を眺め、目を丸くした。 どう見ても、昼食という量ではない。貴族という身分である以上、その質は問うべきではないのだろうが、量に関しては完全にツッコミの余地がある。 と言うか、クロから見れば、「ツッコんでくれ!」と言わんばかりであった。 ローストチキンの居座る大皿がいくつも並び、各席の前には4種類のパン、スープ、前菜、ワイングラスが置かれている。 恐らく、この後もさらに料理が運ばれてくるのであろう。 「こんなモン毎日食ってんのか、ここの連中は…」 「偉大なる始祖ブリミルと女王陛下よ。ささやかな糧を我に与えたもうことを感謝いたします」 厨房から戻ってきたルイズが席につき、ややあって、生徒がみな手を組んで、食前のお祈りを始めた。 (コレがささやかなら、オイラの昼飯は残飯以下なんだろーな…) クロの席は、ルイズの隣に急遽用意された。そこに並ぶのは、他の生徒と同じ4種類のパンと、野菜や肉の入ったシチュー。 昼食直前だった為、他の生徒と同じ料理を用意するのは、さすがに不可能だったらしい。しかし、朝に10皿以上の食事を摂っていたクロとしても、あれほどの量の出されてもどうしようもなかった。 むしろ、シエスタが気を利かせて用意してくれたのであろう、ワイングラスに注がれた料理用油が、何よりもありがたかったのだ。 早々にパンとシチューを食べ終えたクロ。ルイズの食事を見ながら、3杯目の料理用油を空けていた。 「アンタ…それ油でしょ? よくそんなモノ飲めるわね」 「一番、じゃねーけど、オイラにはご馳走なんだぜ?」 ワイングラスで揺れる、ドロッとした料理用油に、ルイズは胃の辺りにムカつきを覚えていた。 そして平気な顔でそれを飲み干すクロを、信じられないといった目で見るのであった。 食事を終え、デザートが運ばれてくる頃に、事件は起きた。 「おいルイズ、ありゃ何だ? 何かのイベントか?」 「人がずいぶん集まってるわね…何かしら?」 2年生の座る中央の長卓、その中程で、人だかりが出来ていた。ルイズたちの座る位置からは、その輪の中の様子は見えない。 「なーんか、面白そーだな…」 椅子から飛び降り、生徒たちの足元をすり抜け、輪の最前列に入るクロ、そこで見たのは、ふんぞり返る金髪の巻き毛、開襟シャツ、手にバラを持った生徒と、その生徒にひたすら頭を下げるシエスタの姿だった。 「君が無粋な真似をしてくれたおかげで、2人のレディの名誉が傷ついてしまった。どう責任を取る気だい?」 「本当に申し訳ありません…」 よくよく金髪の生徒の顔を見ると、その両頬にモミジが描かれていた。耳を済ませると、輪を作る生徒の囁きが聞こえる。 「ギーシュ…二股…」「メイドに…八つ当たり…」「女たらし…」 囁きの内容を要約すると、こうなる。 シエスタが何かをした事で、ギーシュという生徒の二股が発覚した。結果、二股をかけられた女生徒2人から、ギーシュはビンタの制裁を受け、周囲の笑いものになった。 そして今、彼はその憂さを晴らすために、シエスタに詰め寄っている、と。 「おい、二股野郎!」 「何っ?」「えっ…?」 金髪の生徒『ギーシュ・ド・グラモン』にとっては聞き覚えのない、だがシエスタには聞き慣れた声が、足元から聞こえた。 「情けねぇと思わねーか? 男が女に当り散らすなんてよ!」 「クロちゃん!? なんて事を言うんですか!」 声の主に小走りで寄り、大急ぎでその口を塞ごうとする。だがクロはその手を跳ね除け、なおも続けた。 「何かと思えば痴話喧嘩かよ。二股バレて騒ぐなんて、みっともねーぜ?」 嘲笑うように言葉を紡ぐクロ。周囲の生徒たちも、クロのおちょくりにドッと沸く。ニヤニヤ顔のクロとは裏腹に、ギーシュの顔は、怒りで赤く染まっていった。 「喋る猫…君は確か、『ゼロのルイズ』の使い魔だったな?」「あ?」 ギーシュが、くつくつと笑いながらクロを睨みつける。 「喋る猫。驚いたよ、全く。だがそれだけじゃないのかい? 『ゼロのルイズ』の使い魔の君は!」 歪んだ笑みを浮かべるギーシュ、対照的に、クロの顔から、笑みが消えた。 「傑作の主従じゃないか! 主は魔法成功率0! 使い魔も非力な猫!」 俯き、ゆっくりと立ち上がるクロ。その表情は、見下ろす形となっているギーシュからは読み取れない。 周囲の、クロが2本足で立てる事実を知らない生徒たちは驚きの声を上げるが、そんな声に構うつもりなどない。 「おい…もっぺん言ってみろや…」 「何度でも言ってやるさ! 君たち主従は、どうしようもない『ゼロ』だとね!」 キザったらしいポーズと共に、決定的な一言が放たれた。クロは無言のまま、ゆっくりと、顔を上げた。 「アッタマ来た…。上等だてめぇ、表に出やがれッ!」 こみ上げる怒りを隠そうともしない、般若の如きクロの顔。その顔にギーシュは一瞬たじろぐも、即座に落ち着き、ポケットからバラの造花を取り出した。 「いいだろう! 先程から思っていたが、君は貴族に対する礼を知らないようだ。この僕が『ゼロのルイズ』に代わって躾てあげよう! ヴェストリの広場へ来たまえ!」 そう言い残し、華麗な足取りでギーシュは食堂を去った。周りの使徒たちは嬉々とした顔でその後を追い、未だ憤懣やるかたないクロ、そして青ざめるシエスタが、その場に取り残された。 「ちょっとクロ! アンタ何してんのよ!」 輪の外側にいたルイズは、ようやくといった様子で駆け寄って来た。 「クロちゃん、あなた…殺されちゃいます…」 ガタガタと震えながら口元を抑えるシエスタ。そんな2人を無視し、クロはギーシュたちの後を追おうとした。 「クロ、待ちなさ…」「まず1つ」 ルイズの静止を遮り、クロが人差し指を立てた。 「シエスタにゃあ、朝に受けた恩がある。そいつを返す」 立てた人差し指を、シエスタに向けた。 「2つ目、アイツはオイラだけじゃなく、ルイズも馬鹿にした。反撃は、真っ当な、オイラの仕事だ」 親指を伸ばし、シエスタに向けていた人差し指をルイズの方へ動かし、続いて、親指でクロ自身を指した。 「そして3つ目…同じ男として、アイツにゃ我慢がならねぇ」 最後に突き出された中指を、親指、人差し指とまとめて、食堂の出入口に突きつけた。 「…ってワケだ。適当に焚き付けて怒らせるつもりだったけど、逆になっちまった。ちょいと行ってくるぜ」 「だからクロ、待ちなさいっての!」 慌ててクロの肩を引っ掴むルイズ。しかしその歩みを止められるほどの力は、ルイズにはなかった。委細構わず、ずんずんと前進するクロ。 「確かにアンタは馬鹿力を持ってるわ。私もそれは知ってる。でもそれだけじゃ、メイジには勝てないのよ!」 「そうです! 本気のメイジが相手では、いくらクロちゃんでも…!」 ルイズとシエスタが、クロの正面に回りこんで詰め寄った。シエスタなどは、目に涙まで浮かべている。 「恩を売った覚えなんて、私にはありません! だから…ミスタ・グラモンに謝って下さい!」 「今ならまだ、ギーシュだって聞いてくれるはずよ。だから、さっさと謝っちゃいなさいって!」 「やなこった」 ルイズとシエスタの願いに対し、クロは頑として譲らなかった。そして、ルイズの瞳を見つめる。 「ルイズ、ちったぁ自分の使い魔を信じてみろや」 ニヒルに笑うクロ。ルイズはただ、クロの瞳を見返す事しか出来ない。 「オイラは、オメーが召喚した使い魔だろ? そのオイラが、あんなクソガキに負けるとでも思ってんのか?」 「それは…」 「いーから、オメーらは黙って見てな。それに…」 表情が、徐々に変わっていく。その顔は、召喚直後に見せた、喜悦に満ちたものだった。 + + + + + + 「諸君! 決闘だ!」 造花のバラを頭上に掲げたギーシュが、高らかに宣言する。周りには、すでに人だかりが出来ていた。 「2年生のギーシュが決闘するぞ! 相手は『ゼロのルイズ』の黒猫だ!」 貴族として上品な振る舞いを求められる彼らは、暴力的な欲求が満たされる場を求めていた。今回の決闘は、まさにその欲求を満たす格好のイベントだ。 ゆえに、ヴェストリの広場に集まっていた観衆は、普段の上品さを忘れ、この見世物に期待を寄せていたのだった。 その輪から、やや離れた一角に、キュルケとタバサは陣取っていた。 「ねぇタバサ、どっちが勝つと思う?」 読んでいる本から目を離さず、タバサが答える。 「解らない」 「あら、私はクロが勝つと思うんだけど」 「単純な力勝負なら、ギーシュは勝てない。でも」 言いつつ、タバサが杖を軽く振る。 「クロは魔法を使えない」 それは暗に、この世界において魔法が絶対的な力を持っている、という事実を示していた。 「おーおー、すげぇギャラリーだな」 観衆の足元を縫って、クロが広場中央に到着した。トリステイン魔法学院の北側に位置する、火の塔、風の塔、本塔に囲まれたこのヴェストリの広場は、本塔が影になって、昼間でも薄暗い。 そのロケーションがまたアンダーグラウンド的な雰囲気を醸し出し、観衆はより一層、この空気に酔っていた。 10メイルほどの間合いでギーシュと向かい合い、すっくと立ち上がるクロ。腰に手をやり、ギーシュを睨みつける。 「そう怒らないでくれたまえ、猫くん。これは暇つぶしの、単なる余興なのだから、ね」 「御託はいらねぇ。ルールはどうなってんだ?」 「これは驚いた。猫にもルールの概念があるとはね」 大げさに肩を竦めながら失笑するギーシュ。周りの生徒達も笑っていた。 「ルールは簡単だ。僕がこのバラを取り落とすか、「参った」と言えば君の勝ち。君が「参った」と言えば、僕の勝ちだ。どうかね?」 「ずいぶん余裕じゃねぇか、オイラが死ぬまで、じゃなくてよかったのか?」 「誤解しないでほしいな。この決闘は、あくまでも君の躾だ。殺すつもりなどないさ」 クロの感じた通り、ギーシュは余裕を隠そうともしない。それもそうだろう。これから戦うのは、ただ喋るだけの猫なのだ。 そして自分は、ドットクラスとは言え、メイジ。負ける要素など何1つない。 だが、ギーシュは1つだけ忘れていた。召喚直後に、クロが雄叫びをあげながら、何をしたか。そしてそれが、ギーシュにとって致命的な見落としであった。 「では、始めようか」 華麗な挙動でバラを振るギーシュ。その花びらが一枚、ゆらゆらと宙を舞い、ギーシュのすぐ横の地面に落ちた。すると、その花びらが光り輝き、人間大の”何か”に変化を始めた。 「僕はメイジだ。だから魔法で戦う。よもや文句はあるまいね?」 “何か”が、その輪郭を顕にしていく。2本足で手があり、頭がある。大まかな形状は、正しく人間だ。だがそれだけではない。全身の至る箇所が、尖り、丸まっている。 そのいずれもが、人体ではありえない部分だ。 「僕の二つ名は『青銅』。青銅のギーシュだ。従って、青銅のゴーレム『ワルキューレ』がお――ガァンッ!――相…手す…?」 ギーシュの台詞が終わろうとする瞬間、耳をつんざく破裂音が、ヴェストリの広場に響いた。そして同時に、ギーシュのすぐ横で、何か金属質の物が砕け散る音が。 観衆も一様に、何が起きたのか解らない、といった顔だ。だが、結果だけは解る。その目に、しっかりとその結果が刻み込まれているから。 ギーシュが恐る恐る、自分の左手側――ワルキューレの立っている側に視線を向けた。そこにあったのは、首から上が綺麗に吹き飛ばされた、ワルキューレの姿だった。 この場において、一番混乱していたのは、ギーシュだった。ワルキューレを錬金したと思ったら、破裂音と共にその頭が吹き飛ばされていたのだ。 「な…何をしたっ!?」 「何って…なぁ? オメーが魔法を使うように、オイラも『武器』を使っただけだぜ?」 ギーシュがクロを見やると、その右腕には、以前に見た覚えのある、鈍い緑色の円柱が装着されていた。その際には見えなかったが、円柱の上面、ギーシュの側に向いている面には、5つの黒い穴が空き、その1つから煙があがっている。 クロは、ギーシュのワルキューレが完全にその姿を表した瞬間、目にも留まらぬ速さで腹部から緑色の円柱――ガトリング砲を取り出し、ワルキューレの頭部に向けて、1発撃ち込んだのだ。 「柔けぇな、そのガラクタ。まさか1発で頭が吹っ飛ぶとは思わなかったわ」 「銃を隠し持っていたのか…だが、その大事な1発で頭しか壊せなかったのは、残念としか言いようがないね!」 強がりながらも、ギーシュは内心冷や汗をかいていた。 普段の行動やその服装からは信じられないが、ギーシュは武門の誉れ高い、グラモン家の四男。 一家の英才教育もあり、恐らくこの学院においては、戦略を始めとした戦の知識に関して、彼の右に出る者はいないだろう。 そしてその知識は、メイジ同士の戦に限定したものではない。平民が使う武器、すなわち刀剣類や弓、銃に関しての知識も豊富であった。 ゆえに、クロの使用した銃に、驚きを禁じ得なかったのだ。 クロの銃は、この距離で、ワルキューレの頭部を破壊して見せた。ここから得られる仮説は2つ。 1つは、通常より多く込めた火薬によって、この距離でも威力を落とさなかった弾丸が、たまたまワルキューレの頭部に命中した。 もう1つは、クロの持つ銃が、常識では考えられない破壊力と命中精度を有している。 前者の場合、下手をすればワルキューレではなく、ギーシュに命中していた可能性もある。ハルケギニアの銃は、中距離以遠では命中精度がガタ落ちになる代物なのだから。 そして後者の場合、あの1発がギーシュではなくワルキューレを狙って放たれた事に、安堵する他ない。何しろ、攻撃する瞬間が見えなかったのだ。 下手をすれば、頭を吹き飛ばされて死んだ事にも、気付けなかったかもしれない。 いずれにせよ言える事は1つ。1発だけだとしても、あの銃は規格外の破壊力を持っており、ともすれば自分は死んでいた、という事だ。 対するクロも、心中では顔を顰めていた。 青銅製のワルキューレに対し、ガトリング砲は威力が高すぎるのだ。例え6000発の装弾数を誇るガトリング砲も、いつかは弾切れを起こす。 弾薬の補給が期待できないこの世界において、無駄な発砲はご法度と言えよう。 ワルキューレとの戦闘は、その顕著な例である。とてもではないが、この程度の防御能力しか持たない相手にガトリング砲をぶち込むなど、まさに弾の無駄遣いだ。 「ま、オメーのそのガラクタも、まともに準備出来てなかったみてぇだしな。詫び代わりだ、1発待ってやんよ」 腹部にガトリング砲をしまうと、「おいでおいで」のジェスチャーを見せるクロ。 あまりにも自身を舐めたような態度を取るクロに、冷や汗も忘れ、ギーシュの怒りは頂点に達した。 「猫ごときが…貴族たるこの僕を舐めるのかぁッ!!」 裂帛の気合と共に、ギーシュはバラを振るった。その気合に応えるように、頭を失ったワルキューレが、凄まじい速度で跳び出した。 「へー、頭吹っ飛んでも動けんのか。すげぇな」 手にした青銅の剣を振りかぶり、クロに肉薄する。宣言通り、近づかれてもクロは動かない。その様子に、ルイズやシエスタを含む観衆たちは息を呑んだ。 このままではワルキューレの手にかかり、クロは真っ二つにされてしまう。 「だけどよ――」 ガキィィンッ 金属の砕ける音がこだまする。観衆は青銅の剣が振り下ろされる直前、避けられない凄惨な光景を見ぬよう、目を逸らした。 だから、その瞬間を見たのは――驚愕に顔を歪ませるギーシュのみであった。 「――青銅じゃ、オイラは殺せねぇよッ!」――ザンッ!―― クロの一喝に、観衆が広場の中央に目を向ける。そこには、どこに隠していたかも解らない、身長の優に2倍はある剣を下から上に斬り上げた姿勢のクロと、 中程から砕けた青銅の剣を持ち、身体の中心線から綺麗に真っ二つにされ倒れ伏す、ワルキューレ”だった物”、があった。 + + + + + + クロがワルキューレを切り捨てたほんの少し前、コルベールは1冊の本を小脇に抱え、本塔最上階にある学院長室へ急いでいた。 クロの左手に刻まれたルーンを書き写したコルベールは、そのまま図書館に篭もり、該当するルーンを調査していたのだ。 コルベール自身は、使い魔のルーンに関する書物を漁り、必死の形相の彼に渋々協力を承諾した司書は、あらゆる生物、幻獣、魔獣についての書物のページをめくっていた。 しかし、夜通し行われた調査にもかかわらず、どちらにも該当する記述は見つからない。過去、そのようなルーンが使い魔に刻み込まれた記録はないし、喋る猫に該当する資料も見つからない。 「ミスタ・コルベール、図書館内の資料は全て目を通しましたが、あなたの仰る…喋る猫、ですか? そんな存在は載っていませんでしたよ」 欠伸を隠そうともせずに、『レビテーション』で書架上部の本を取り出しているコルベールに報告するが、彼は聞く耳を持たないようだ。開いている書物に、目が釘付けになっている。 「ミスタ・コルベール…?」 司書が訝しむが、どこ吹く風だ。ただただ、ある見開きページと、その前後のページを繰り返し読んでいる。 「これは…一大事だ!」 音もなく着地したコルベールは、本を閉じ、すぐさま図書館を出た。 「あっ、ミスタ・コルベール!? ちょっと待って下さいよ!」 司書の静止も、もはやコルベールの耳には届かない。コルベールの探し当てた書物――始祖ブリミルの使い魔たち――には、彼の最悪の予想を塗り替える事実が記載されていたのだから。 そして今、コルベールは学院長室の前に立っていた。中がやや騒がしいが、収まるまで待つのももどかしい。コルベールはノックもそこそこに、学院長室に跳び込んだ。 「オールド・オスマン! 失礼しますぞ!」 ドアを開け、まず目に入る正面の執務机には、誰も座っていない。視線を横に向けると、秘書が頭を抱えて蹲る老人に、何度も蹴りを入れていた。 「おや、ミス・ロングビル。またオールド・オスマンが何か?」 ミス・ロングビルと呼ばれた秘書は、コルベールの姿を認めると蹴る足を止め、息とやや乱れた服を整えた。 「いえ、食後の軽い運動ですわ、ミスタ・コルベール」 「わしはサンドバッグか何かか…?」 腰を摩りながら、情けない格好で蹴りを受けていたオールド・オスマンが立ち上がる。深い皺が刻まれた顔が、彼の生きてきた年月を物語る。 100歳とも、300歳以上とも言われているが、真偽の程は定かではない。 と言うか、本人が記憶しているかどうかさえ、謎である。 ほんの少しホンワカしたコルベールだったが、要件を思い出し、また先程までのように慌て始める。 「そんな事よりオールド・オスマン! 大変な事が起きました!」 「わしがサンドバッグにされておるのは、君にとっては小事なのかの…。まぁよい、全ては小事じゃ、落ち着きなさい」 「落ち着いてなどいられません! ここ、これをご覧下さい!」 コルベールが差し出した書物のタイトルを確認したオールド・オスマンは、うんざりしたような顔を作った。 「『始祖ブリミルの使い魔たち』とは…また随分と古臭い本を持ってきたもんじゃて。この部屋が埃臭くならんかのぅ…」 わざと咳払いし、手で顔の前の空気を払うようなジェスチャーを見せる。 「そのような冗談を言っている場合ではありません! このページを…!」 開かれたページを見やり、長い白鬚を撫で付けるオールド・オスマン。これがどうした、と言わんばかりの表情だが、 続いてコルベールが差し出した、クロのルーンのスケッチを見ると、その目付きが険しい物に変わった。 「ミス・ロングビル。席を外しなさい」 威厳を感じさせる言葉を受け、ミス・ロングビルが席を立ち、学院長室から出て行った。それを見届けると、改めて口を開いた。 「詳しく説明するんじゃ、ミスタ・コルベール」 コルベールは、クロの召喚からここに到るまでの全てを話した。 喋る猫、狂戦士の目、ルイズとの契約、そしてその結果、書物に描かれているルーンが刻まれた事を。 「にわかには信じられん話じゃが…」 「確証はありません。ですがあの目は、危険な瞳を宿していたように思います」 「それは、『炎蛇』としての勘かの?」 コルベールの顔が曇る。オールド・オスマンは苦笑しながら、コルベールの肩を叩いた。 「や、すまんかった。その名前はもう、捨てたのじゃったな」 「捨てても捨てられる物ではありませんが…お気遣い、感謝いたします」 「しかし、よりによって『ガンダールヴ』とはのぅ…」 しばしの沈黙を破ったのは、オールド・オスマンだった。 「始祖ブリミルの盾、あらゆる『武器』を自在に操る伝説の使い魔、神の左手…」 「オールド・オスマン、この件に関しては、王室に判断を委ねるのが最善かと思われますが…」 現代に蘇った伝説の使い魔『ガンダールヴ』。これだけならば、コルベールも諸手を上げて喜んでいただろう。 しかし、そのルーンが刻まれたのが、狂戦士の目を持つ猫となると、そのような気も失せる。 伝説まで格上げされた使い魔の力が、どれほどの災厄を持たらすか、解ったものではない。 「いや、この件はわしが預かる」 「学院で処置する、という事ですか?」「うむ」 窓の外を見やるオールド・オスマン。この老人には、解せない部分があったのだ。 「話を聞く限りでは、喋るとは言え、相手はただの猫ではないか。それほど目くじらを立てる必要もあるまいて」 「ですが…」 「まだ静観の時期じゃろう。話が通じるのであれば、理性もあるはずじゃ。今の段階でかの猫の処分を考えるのは、時期尚早ではないかね?」 立て続けに起こった出来事で、自身も焦ってしまっていたのだろう。コルベールは、落ち着き払ったオールド・オスマンの背中を見ながら、1つ深呼吸した。 コンコン、とノック音。 「ロングビルです。生徒たちに少々問題が発生した模様です」 「入りたまえ」 ドアを開け、ロングビルが入室した。問題が発生した、という割には落ち着き払っている。 このように常に冷静でいられるようにありたい、と、コルベールは心中で呟くのだった。 「問題というのは何じゃ?」 「ヴェストリの広場で、生徒が決闘騒ぎを起こしました。教師陣が数名止めに入ろうとしたようですが、殺到している生徒たちに阻まれて、どうにもならないようです」 「決闘とは穏やかじゃないのぅ…。騒ぎの中心は誰じゃ?」 「1人はギーシュ・ド・グラモン。2年生のドット・メイジです」 「あぁ、グラモン家のバカ息子か。親父に似て女好きなようじゃが、それが高じてこの騒ぎかの。して、相手は?」 ここで、ロングビルが言い淀んだ。何と報告すればいいのか解らない、といった様子だ。 「それが…生徒でも、平民の使用人でもなく、ミス・ヴァリエールの使い魔の黒猫です」 ピクリ、とコルベールの耳が動いた。しかしそれ以上は表に出さない。深呼吸の効果だろうか。 「教師陣は決闘を止めるために、『眠りの鐘』の使用許可を求めていますが…」 オールド・オスマンの目が、コルベールの目と合う。互いに同じ意見と認め、頷く。 「アホか。たかが子供の喧嘩を止めるのに、秘宝を使う必要などなかろうが。放っておきなさい」 「解りました」 再び、ロングビルが部屋を出たのを確認し、オールド・オスマンは杖を振るった。その場の空間に、ヴェストリの広場の様子が映し出される。 「さて、お手並み拝見と行こうかの」 + + + + + + 転がるワルキューレの残骸を足で払い除け、クロがギーシュにゆっくりと近づく。 「これで終わり、ってワケじゃねぇよな? もっと楽しもうぜぇ?」 その顔は、召喚されて初めての戦闘の、悦びに歪んでいた。 「きっ、貴様…、その剣はどこから…!」 生徒たちは歓声を上げるわけでも、罵倒するわけでもなく、ヒソヒソとクロの剣に憶測を並べるだけだった。 剣を錬金しただの、芝の中に隠していただの、腹から引き抜いただの…。 正解は3つ目の、『腹から引き抜いた』なのだが、ここで疑問が生じる。クロの腹のどこに、あんな長大な剣を収納していたのか―― 「”ここから”、だぜ?」 クロが自分の腹を指さすと、その部分が『カシャンッ』と音を立てて四角く開いた。中には、漆黒の闇が広がっている。 その闇に、クロは手に持った剣を2、3度出し入れした。その合間に、先程使ったガトリング砲も出し入れしていた。 「さて、どうすんだクソガキ。膝が笑ってるぜ?」 ギーシュは、ようやく理解した。この猫は、ただ喋るだけの猫ではない、と。 青銅の剣が頭に当たったのに、逆に剣が砕けてしまったり、腹が開いて剣だの銃だのが出てくる猫など、いるわけがない、と。 ゆっくりと、ニヤニヤ笑いながら歩み寄る黒猫に、大鎌を担いだ死神の姿が重なる。ギーシュの理性が、弾けた。 「うわぁぁァぁぁァぁッ!!」 恥も外聞もなく、無様にバラを振り、6体のワルキューレを錬金した。手駒はこれで打ち止め。 そもそも、青銅で出来たワルキューレが何体束になってかかろうと、勝てる見込みは0に近いと、弾けて粉々になったほんの僅かな理性が語るが、そんな事は関係ない。 ギーシュにはもう、こうするしかなかったのだ。 「そうそう、そう来なくっちゃ…なあッ!」 対するクロは、破壊対象がさらに増えた事に悦びを隠そうともせず、大剣を構え、ワルキューレたちの懐に跳び込んだ。 その左手に刻まれたルーンが、煌々と輝くのに気づかぬまま。 そこから先は、クロによるワルキューレの解体ショーだった。 真ん中のワルキューレを、動き出す前に右肩から左腰にかけて袈裟斬りに両断、返す刃で、左肩から右腰へ切り裂いた。 ようやく動き出したワルキューレがクロの右側に回り、青銅のハルバード突き出すが、跳躍してかわすと、その上に着地。ハルバード上を駆けて、その勢いのままに飛び蹴りで頭部を砕き、振り返りざまに縦に一刀両断。 隣にいたワルキューレが、振り返りながらハンドアックスを振り下ろすも、刃を中程から、胴体ごと両断され、その場にくずおれた。 残りの3体がクロを包囲するが、1歩目で最高速度に達したクロは、速度を乗せた大剣で正面のワルキューレの胸を突き刺し、高らかに持ち上げると、他の1体に全力でぶつけた。 残像さえ見える速度で叩き付けられ、2体が完全に砕け散る。もはや原型は留めていない。 最後の1体がクロの背後から果敢に挑むが、振り返りながら放たれた斬撃によって腰の辺りを両断され、さらに目にも留まらぬ速度で何度も振るわれた大剣により、細切れにされてしまった。 全てのワルキューレが、10秒程度の短時間で、ヴェストリの広場に屍を晒した。想像を裏切るその結末に、観衆は沈黙するのみであった。 その中には、タバサも含まれていた。ガトリング砲の発砲音で思わず本を取り落としてしまい、その後の展開に、本を拾う事すら忘れて、あまりにも一方的すぎる勝負に見入ってしまっていたのだ。 「ほら、私の言った通りじゃない。クロが勝つ、って」 まぁ、あの銃と剣は予想外だったけどね、とキュルケが付け加えるが、それはタバサも同じだった。 力だけでなく、あの武器も、クロ自身の身体も、常識を完全に逸脱している。あれがクロの本気なのかとも考えたが、そう決め付けるのは不可能に思えた。 歴戦の戦士の瞳で、タバサはクロから、あるモノを感じたのだ。力が強い、武器が強力、確かにこれらは、クロの戦闘能力向上に一役買っているだろう。だが、それだけではない。 クロの戦い方は、明らかに、手練のそれだ。クロと対峙し、見た目に騙されては、命はない。 相当数の場数を、しかもかなりの修羅場を、くぐり抜けてきたのだろう、と。 「その様子じゃ、もうお終いみてぇだな」 退屈そうに欠伸しながら、クロはギーシュの前に立った。ギーシュは、というと、尻餅をついた姿勢で、声にならない呻き声をあげながら、必死で後ずさろうとしていた。 しかし、手も足もガタガタと震えているため、その場からろくに動けないでいる。造花のバラは、既にギーシュの手を離れていた。 「き、ききき君は…一体…」 「オイラの名前聞く前に、やる事があんだろ?」 恐怖に染まったギーシュの言葉を遮り、クロが大剣を、ギーシュの喉元に突き付けた。 「ヒィッ!?」 顔を引き攣らせ、言葉を詰まらせるギーシュ。クロは大きく息を吸い、怒鳴りつけた。 「てめぇが男なら! 二股なんざかけずに1人の女を愛してみせやがれッ!」 「は、はいィ!」 その有無を言わさぬ剣幕に、思わずギーシュは頷いた。 「それと…」 クルリと振り返り、大剣を手先で器用に回転させ、流れるような動作で腹に収める。その背中が、ギーシュにはなぜだか、とてつもなく大きな物に見えた。 「ルイズとシエスタ、あと二股かけた相手に謝っとけ。ケジメはキッチリつけな」 それだけ言い残し、クロは立ち去った。クロが近づくと、観衆は誰からともなく、道を開ける。その様は、まるでモーゼの十戒のようであった。 輪の外に出たところで、クロはルイズとシエスタを見つけた。 「あ、アンタ…、馬鹿力だけじゃなかったのね…」 「すごいですクロちゃん! まさか貴族様に勝っちゃうなんて!」 ルイズとシエスタの賞賛の声を浴びながらも、クロはあっけらかんと答えた。 「あの程度じゃ、オイラとやり合おうなんざ100年早ぇよ」 馬鹿力だけではなく、強力な武器と戦闘技術、そして頑丈な身体を併せ持つこの使い魔。今までゼロと呼ばれた自分がなぜ、こんなに強力な使い魔を召喚できたのかは解らない。 だが、きっとクロは、立ちふさがる壁を全て破壊してくれるだろう。そして、いつか魔法を使えるようになるその日まで、私の隣にいてくれるんだろう。ルイズは、そう、確信した。 + + + + + + クロがギーシュから離れたところで、オールド・オスマンは杖を振った。ヴェストリの広場の映像は途絶え、見えるのは学院長室の内装のみとなる。 「圧倒…しておったな」 「これも、ガンダールヴの力のなせる業なのでしょうか…」 オールド・オスマンは目を瞑り、何かを考えている様子だ。そして、おもむろに口を開いた。 「気づいたかね、コルベール君。小僧のゴーレムと戦っている間、ガンダールヴのルーンが輝いておったのに」 「はい。確かミスタ・グラモンと対峙していた時は、光などは発していなかったように記憶していますが」 「ガンダールヴはあらゆる武器を自在に操る使い魔。であれば、あの大剣を振るっていた時にルーンが光っていたのも、辻褄が合うのぅ」 遠い昔、ブリミルに付き従い、その盾となり戦った伝説のガンダールヴに、想いを馳せるオールド・オスマン。 得てして神格化された伝説というのは、その細部は伝承通りかなど、解らないものである。 「始祖ブリミルのガンダールヴがどのような生き物か、などは解らぬが…。猫では、なかったであろうの」 「普通の猫は、武器など使いませんからな」 ほぅ、と溜息をつく2人。 「しかし、じゃ。あの黒猫が、本当に狂戦士なら、あの小僧の命はなかったじゃろう――愛など説く前に、あの大剣でバッサリじゃったろうな」 「愛を説く狂戦士などいない、と?」 「そこまで完全に否定はせん。じゃが…やはり判断は早かろう」 「解りました。私はもう少し、ガンダールヴについて調査してみます。と言っても、図書館の書物では限界もあるでしょうが…」 「ふむ。では今度の虚無の曜日にでも、王立図書館へ行ってみるとよいじゃろう。休日手当も付けるぞ?」 虚無の曜日、辺りで露骨に嫌そうな顔をしたコルベールだが、休日手当で目が光った。やはり金の力は偉大である。 前ページ次ページ機械仕掛けの使い魔
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登録日:2011/05/27(金) 23 40 15 更新日:2021/10/15 Fri 22 29 44 所要時間:約 1 分で読めます ▽タグ一覧 シューティングスター・ドラゴン スターダスト・ドラゴン セイヴァー・スター・ドラゴン 不動遊星 処刑用BGM 勝ちフラグ 蟹 蟹BGM 遊戯王 遊戯王5D's 遊戯王ファイブディーズ 集いし願いが 新たに輝く星となる 光さす道となれ! 遊星テーマとはアニメ遊戯王5D sのBGM。 基本的に不動遊星の決闘終盤、エースモンスターを並べてドヤ顔している相手を公開処け・・・もとい逆転勝利する時にかかる 大体このBGMがかかる時 スターダスト・ドラゴン、セイヴァー・スター・ドラゴン、シューティングスター・ドラゴン、シューティング・クェーサー・ドラゴンといった遊星の切り札が召喚されたり、効果発動したり、グォレンダァ!したりする。 ちなみに、プラシドを真っ二つにしたとき、ホセのフィールドを焼け野原にしたときは遠藤正明が歌う「ClearMind」だった。 遊星がドロー→「来たか」→このBGM ほぼ遊星の勝ちフラグである ちなみに一回ジャックの逆転勝利の時にもかかった(チームラグナロクのドラガン戦) また逆転勝利ではないが、他のメンバーのデュエルでも使用されたことがある。 ストラクチャーデッキ「シンクロン・エクストリーム」ではBGMとして採用された。 追記・修正はシンクロ召喚しながらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] サントラのパッケージだと「遊星テーマ」ってなってるはずなんだけど… -- 名無しさん (2014-08-08 01 50 01) ARC-VのCMで久しぶりに聴いたけど、やっぱり最高だわ。 -- 名無しさん (2014-12-24 17 32 31) 主人公BGMはどれもテンション上がるわ。GX最終話のアレとかめっちゃ鳥肌たった。 -- 名無しさん (2015-01-16 14 18 32) 名前 コメント
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ドッグちゃん使用カード 効果モンスター 《トリプルドッグ》 ▲画面の上へ エクシーズモンスター 《スモーキング・ドッグ》 ▲画面の上へ 魔法カード 《ダブルドッグ》 《ワンダブル》 《ドッグキング》 《ワンチャンス》 ▲画面の上へ 罠カード 《孤高の遠吠え》 ▲画面の上へ
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登録日:2022/02/11 Fri 06 45 50 更新日:2023/12/24 Sun 13 42 21NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 シャーク シーサーペント 海皇 海皇の咆哮 海竜族 海竜神の怒り 海竜種ではない 神代凌牙 遊戯王 遊戯王OCG 遊戯王OCG種族項目 深海より轟く咆哮! 戦いの幕は上がり海皇龍ポセイドラがついにその姿を現す!! ここでは、遊戯王OCGに存在する種族の1つ、「海竜族」について解説する。 概要 海竜や首長竜、そして人魚が主に属する種族。 属するモンスターはその大半が水属性。 この種族は予てより水族・魚族と一括りにして扱われることが多い。 そのため「独立した種族」ではなく「水系の種族の一部」という認識が根強い。 数ある種族の中で、あまり公式からの扱いが良くない「不遇」側と言われがちな種族である。 理由は以下の通り。 モンスターの総数が少ない (神属性の種族を除けば)全種族中ワーストのモンスター数になる。 2022年2月時点で属するモンスターは81体。モンスター総数が二桁の種族は海竜族と幻竜族しかいない。 遊戯王の最初期からある種族なのに、後発のサイキック族やサイバース族にグングン追い抜かされている。 「水系の種族の一部」という意識、そもそも「海竜」という種族の定義も曖昧なことが否めない。 そのため似たような雰囲気のドラゴン族や幻竜族にモンスターが流出しやすい事が理由として考えられる。 攻守ステータスにも恵まれていない なんと攻撃力・守備力共に3000以上のモンスターが長いこと不在の種族でもあった。 攻撃力3000以上は剣闘獣ドミティアノス、守備力3000以上は未界域のオゴポゴが初めてになるが、 なんと両者ともに10期(最初期から約18年後の2017年)に登場したカードである。 それまでは2005年と2006年に出た海竜神-ネオダイダロスとスパイラルドラゴン(2900)が、長いこと海竜族最高値であった。 しかもこのドミティアノス、実は「効果を持った初の海竜族融合モンスター」である。 それ以前の海竜族融合モンスターは効果を持たないアクア・ドラゴンのみだった。 とにかくカードの量に恵まれない状況が連綿と続いている種族というのは否めない。 ただし、だからと言っていいとこ無しの種族かと言えばそんなことはなく 中には上述するブリューナクやチェインのように、環境にも大きな影響を与えたモンスターも少数ながら存在する。 どのような海竜族モンスターが輩出されるのか、今後に期待といったところ。 アニメ・漫画では、ZEXALシリーズにて神代凌牙が他の水系の種族と一緒に多用している。 その関係もあり、エクシーズモンスターの幅がやや広い。 逆に魚族エクシーズモンスターは異常に少ない 主な海竜族カード モンスターカード 海竜神 初期に登場した通常モンスター。 王国編の梶木の切り札であり、アニメにも登場しており、知名度は高い。 カイザー・シーホース ダブルコストモンスターの光属性担当。 名前はまさにカリスマデュエリストそのものだが、中途半端なステータスと種族が災いし活躍の機会は殆どない。 初のダブルコストモンスターにして初の水属性でない海竜族と初づくしではあったのだが……。 深海のディーヴァ 召喚したときにレベル3以下の海竜族モンスターを、デッキから特殊召喚する。 海竜族のみをサポートする初のカードであり、また効果も非常に有用なので海竜族を代表するカードと言える。 ディーヴァ1枚で後述のムーラングレイスを呼び出すなど器用な真似も可能で、一時は制限カードにも指定された。 2020年には、同じ水属性/海竜族でディーヴァと関連の深い「深海」カード群が登場している。深海の怒り?それは魚族ですね 氷霊神ムーラングレイス 水属性を担当する「霊神」の1枚。 特殊召喚成功時にランダムで二枚ハンデスという極めて強力な効果を有している。 それだけに留まらず、海皇の竜騎隊でサーチができ、ディーヴァ1枚からムーラングレイスの召喚まで漕ぎつけたりと 「強い効果と使用上の負担の無さ」を両立させた恐るべきモンスター。 水精鱗-メガロアビス 水精鱗のエースアタッカー。 水属性モンスターをリリースして2回攻撃できる効果を持つ。 レベル7で攻撃力2400と帝クラスなので一見凄そうには見えない。 しかし手札を2枚捨てて特殊召喚する効果のおかげで海皇との相性が抜群。 その特殊召喚ついでに水精鱗のサポートカードであるアビス魔法・罠カードもサーチできる。 総じて、消費が重たいこと以外は隙の無い働きを見せる。 彩宝龍 デッキから手札に、または墓地から手札に加わった時に特殊召喚できる。 レベル5のチューナーでありながら自己特殊召喚効果を狙いやすく、つまり各種素材としても使いやすい。 海竜―ダイダロス/海竜神-ネオダイダロス 自分のフィールド魔法「海」をコストにした全体破壊効果を持つ。 後に様々なサポートカードが登場する【海】デッキの古参モンスター。 それ故か、様々な派生モンスターが定期的に登場している。 上位体の海竜神-ネオダイダロスも登場し、こちらも全体破壊効果を持つ。 ウォーター・ドラゴン アニメ遊戯王GXにて、三沢大地が所持する【水属性】デッキのエース。 炎属性or炎族のモンスターの攻撃力を0にする効果を持つ。 炎メタとして見ると、ステータス下げるだけで効果を無効にできないなどかなり微妙。 何とか活かそうとDNA改造手術や移植手術で炎を指定すれば、ウォーター・ドラゴン「も」炎になって攻撃力0になるドジっ子属性持ち。 一番の問題は「ハイドロゲドン2枚」+「オシキゲドン」+「ボンディングH2O」の計4枚を消費する召喚方法が重すぎること。 そのせいで素材のハイドロゲドンが評価もレアリティも上になってしまった 2018年にリメイク版が出て、ランク8の素材に使えたりと使い勝手は格段に良くなった。 しかし単体では役に立たない点などは相変わらずで、事故の危険性までは拭いきれていない。 海竜神-リバイアサン デュエリストパック「深淵のデュエリスト編」にて収録された梶木漁太の切り札「海竜神」のリメイクカード。 元の「海竜神」から攻守を200足した値と、ステータスは海の効果を意識して決定した模様。 次の強力な二つの効果を有している。 海が存在する限り水属性モンスター以外は1体しか存在できない効果 「海」または海竜神魔法・罠をサーチする効果 レベル5のため「伝説の都 アトランティス」とは相性がいい。 シンクロモンスター 氷結界の龍 ブリューナク シンクロ召喚黎明期に登場した、DUEL TERMINAL出身のレベル6シンクロモンスター。 手札コストを払うことでフィールドのカードを手札バウンスする。 相手の目障りなカードを始末する用途にしても悪くない性能ではあり、かつてはトップクラスの採用率を誇っていた。 だがそれ以上に「効果の回数制限がない(手札コストさえ確保できれば何度でも効果を使える)」「自分のカードもバウンスできる」という理由から 早すぎた埋葬を始めとする「バウンス・ループコンボ」の支柱として名を轟かせるようになる。 一時は禁止カードになるも、「1ターンに1度だけ、相手のカードしかバウンスできない」エラッタを施されて制限解除される。 ちなみに海竜族初の禁止カード。 深海のコレペティ 水属性モンスターを手札コストにした自己強化と、墓地に行った際に上級水属性を蘇生する効果を持つシンクロチューナーモンスター。 効果自体は「悪くない」くらいのものだが、一番の特徴はシンクロ素材として深海のディーヴァを名指ししている事。 これにより、シンクロ・オーバーテイクによってディーヴァをサーチ/サルベージできるようになった。 エクシーズモンスター ラヴァルバル・チェイン ラヴァル(遊戯王OCG)に属する炎属性の海竜族。 デッキのカードをどれでも一枚墓地に送るか、モンスター1枚をデッキトップに置く効果をもつランク4モンスター。 エクシーズ召喚黎明期に出たカードでありながら、 レベル4×2体と召喚しやすい素材指定に加え、対応力の高い「ピンポイント墓地送り」効果なので数ある墓地肥しカードの中でも白眉の出来。 対抗できるとすればマイナスリスクで相手に苦渋の選択を強いるカードとかになるか? チェインに支えられたファンデッキも多かったが、それ以上に環境デッキからも引く手あまたで余りにも活躍しすぎた。 そのため2016年4月をもって禁止カードに指定されている(ちなみにランク4の禁止はプトレマイオスに次ぐ二回目)。 数多くのデッキを献身的に支えてきたため、大勢の決闘者が感謝の言葉を口々に別れを惜しんだという。 同じタイミングで禁止になった猿とはえらい違い 深淵に潜む者 相手の墓地にあるカードの効果を発動できなくするランク4モンスター。 その効果で相手の墓地活用ギミックを機能不全に陥らせ、行動を大きく制限できる。 更に水属性モンスターをエクシーズ素材にしている場合は攻撃力2200になり、戦闘破壊も容易ではなくなる。 変わった利点ではフリーチェーンで効果を使えることから、エクシーズ素材になっている海皇を任意のタイミングで取り除くことも可能。 トライエッジ・リヴァイア フリーチェーンで相手モンスターの弱体化と効果無効化を行うランク3モンスター。 ついでに戦闘破壊したモンスターをゲームから除外する。 対モンスター性能は高いものの、素材が「レベル3×3体」と重いのがネック。 No.32 海咬龍シャーク・ドレイク 初期のシャークさんの切り札を務めた深海の帝王。 戦闘破壊に成功したときに、破壊された相手モンスターを弱体化したうえで蘇生させる。 更に連続攻撃の効果も発生するので追撃が可能。 獰猛さはピカイチだが素材が重いのが欠点。 No.47 ナイトメア・シャーク 自分の水属性モンスター1体に直接攻撃を可能にするランク3モンスター。 ナイトメア・シャークにも効果を適用できるので、2000のダメージを稼ぐこともできる。 直接攻撃にてその条件を満たすことから、アーゼウスに進化する役目も近年は生まれている。 バハムート・シャーク 水属性・ランク3以下のエクシーズモンスターをEXデッキから特殊召喚できるランク4モンスター。 直接EXデッキから引っ張り出すので、特殊召喚したモンスターはエクシーズ素材を所有していない状態になる。 そのため、蜜月のカードはやや限られ、無計画に使ってもアタッカーを増やす程度の運用しかできない。 餅カエルとは特に相性が良く、エクシーズ素材を使わずとも万能カウンター効果を使用できる。 他には送り付け用にアシッドゴーレムを呼んだり、FA-ブラック・レイ・ランサーの下敷きを呼んで共に未来龍皇の下敷きの素材になったりできる。 下敷きの素材が下敷きの素材の下敷きを呼ぶ デッキテーマ 【海皇】 2022年2月現在、海竜族モンスターで統一された唯一のデッキ。「水属性モンスターの効果を発動するために墓地へ送られたら」という一風変わったトリガーで効果を発動する。 海皇の竜騎隊 水属性モンスターの効果を発動するために墓地へ送られた時に海竜族モンスターをサーチする。 手札・フィールドコストの他にも自身がレベル4なので各種ランク4のエクシーズ素材にできるので発動は狙いやすい。 燃料と言える存在であり、ディーヴァ共々制限カードになった経験を持つ。 海皇子 ネプトアビス デッキの海皇モンスターをコストで墓地に送り海皇をサーチ、更に自身は水属性モンスターの効果を発動するために墓地へ送られた時に海皇を蘇生させる。 一挙一動全てがアドバンテージ稼ぎに特化しており「海の神」の名に恥じない全能ぶりを発揮してくれるが、他と違って同名カードの効果の発動に制限が付与されてしまっている。 その相方は専らディーヴァと竜騎隊であり、ディーヴァからリクルートされてきたと思えば1ターンに4回以上竜騎隊が墓地へ行くことも。 神過ぎたあまりディーヴァ共々制限カードに(ry 種族専用サポート魔法カード 海皇の咆哮 そのターン中、他に特殊召喚ができない代わりにレベル3以下の海竜族モンスターを3体も墓地から特殊召喚する速攻魔法。 制約が厳しいが相手ターン中に発動して負担を減らすことが可能であり、うまく決まればかなり強力。 スケープ・ゴートと似たカードになるが、こちらはモンスター効果は有効である点、 チューナーも蘇生できるので次のターンに大型モンスターの召喚に繋げられる点は長所。 しかし必ず3体蘇生しなければならないため、1体でも除外されると不発になるなど弱点は多い。 蘇生可能なモンスターの関係上、相手の妨害に使い辛いのも難点。 深海のアリア 墓地の水属性を除外することで、レベル4以下の海竜族モンスターをサーチする通常魔法。 墓地コストを求めているため初動で使いづらいのは無視できない欠点。 それでも海皇の竜騎隊と違って、特別なギミックを使わず手軽に使えるサーチ効果が弱いはずがなく 特にディーヴァをサーチできるので展開の安定性を高くしている。 追記修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ラッシュデュエルだとサポートが強くてガチなイメージ。グランドエクストリームの性能がヤバい。思ったけどこの手の記事はラッシュデュエルについても書いてくれるとありがたい。 -- 名無しさん (2022-02-11 07 44 24) ↑OCGって描いちゃっているからなぁ…。ラッシュはラッシュで個別に立てるのもアリかもしれない。それはそうと海竜神リバイアサについて書いてないのは意外。海デッキであれ出されると制圧能力がヤバいんだが -- 名無しさん (2022-02-11 07 52 10) 古くは梶木漁太の切り札の海竜神が存在しているんだけど、この頃から冷遇されていたという。それと確か当時は海竜神しか無かったという。 -- 名無しさん (2022-02-11 09 34 13) 「竜」という字に囚われずに「海の怪物」くらいに考えるのが良いんだろうな。「Sea Serpent」という英訳は上手いと思う。 -- 名無しさん (2022-02-11 09 52 10) ラッシュのオリジナルだとまだわかりやすく分類されてる。水族:お水族 海竜族:水棲哺乳類 水属性ドラゴン:氷属性っぽい -- 名無しさん (2022-02-11 11 11 58) シャークさんとか海皇とかあって81種…ほんとに少ないんだな -- 名無しさん (2022-02-11 11 45 23) 少数精鋭(ブリューナクとかチェインとか)のせいで、禁止制限カードの排出率は割と高い。嬉しくないが -- 名無しさん (2022-02-11 14 15 00) 強いのはエンジンの竜騎隊とネプトであってディーヴァそのものは止められると頓死するレベルで脆かったり -- 名無しさん (2022-02-11 18 36 38) まだ種族項目ができてないのは戦士族か。けど他のどの種族よりも書くこと多すぎるから、できたとしても当分先かも… -- 名無しさん (2022-02-11 20 25 13) 上から二番目のコメントへ、幻竜族の記事とかラッシュデュエルの話題を書き込んでいるし、ここも同じようにOCGと書いてあってもいいかもしれないよ -- 名無しさん (2022-03-11 18 05 28) 名前 コメント
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[部分編集] http //www.nicovideo.jp/watch/sm3177262 投稿者コメント1.コメント2.コメント3.コメント この作品のタグ:第14回MAD晒しの宴 レビュー欄 590 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/05/04(日) 22 00 16 ID jbePDuWY0 勝手に遊戯王=バトル物=アップテンポって思ってたから スローテンポの曲でちょっとびっくりした。 この構成で選曲は間違ってないと思う。 ただ、全体的に緩い、1カットが長すぎてダラダラしてる テーマとメッセージと愛はヒシヒシ伝わるんだけど スロー再生が不自然過ぎたり、口パク多すぎたり、 曲がスローテンポでもちゃんと盛り上げる所は盛り上げてけじめつけないと ファンじゃないと途中で飽きられてしまうかも^_^; -- 名無しさん (2008-05-09 21 35 43) 667 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/05/07(水) 20 45 29 ID hBK/R9T/0 遊戯王、楽曲ともに視聴したことないです。 アップテンポな曲に合わせて勢いよくシーン転換図るMADも良いけど、 こういうゆったり目な楽曲使ってジックリ魅せてくれるのも好みです。 エフェクトの使い方がメリハリ効いていてGJ 特に2:47~3:20くらいに掛けての編集はエレキギター・ソロと相まって とてもカッコよく思いました。 遊戯王見ててマリクってキャラに思い入れがある人なら 相当気に入るんじゃないかな。 -- 名無しさん (2008-05-09 22 02 24) 668 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/05/07(水) 22 31 12 ID uUXFXJK/0 原作・BGM:未見 スローテンポでこれだけ長いとストーリーが分からない人にはつらいです。 未見なので推測ですが、本編通りのストーリー構成の場合は時間が 長くなるほど、本放送そのままに近くなってしまします。 バトルシーンと違って、ただ貼るだけで見ごたえのある映像になるケースではないので 難しい注文ですが、やさしい音楽に合うエフェクトなりで単純に映像として 見ごたえのあるものにする必要があるかと思います。 辛口れびゅですが、こういうタイプのMAD自体は好きです。 -- 名無しさん (2008-05-09 22 03 21) 名前 コメント 第14回MAD晒しの宴
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登録日:2014/05/16 (金) 21 29 10 更新日:2024/02/19 Mon 23 04 35NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 ※日曜夕方17時30分です。 だいたいこいつのせい まさに外道 よからぬ項目 アンブラル ネタキャラ バリアン バリアン七皇 ブーメラン ベクター 一周回って愛すべきバカ 七皇 友情ごっこ 声優の本気 役者 悪役 愛すべき外道 日野聡 濃すぎるキャラクター性 煽っていくスタイル 狂気 異次元の古戦場-サルガッソ 真ゲス 背徳者 衝撃の真実 遊戯王ZEXAL 遊戯王登場人物項目 顔芸 鬼畜 ジャジャーン! 俺、ベクター!! (出典) アニメ遊戯王ZEXAL及び第二シーズンの遊戯王ZEXALⅡの登場人物。 本作屈指のネタキャラにしてトリックスター。 CV.日野聡 概要 バリアン七皇の一人。燃え盛る炎のような人型の容姿をしている。悪逆無道を地でいくような生粋の外道。 その正体は一期のフェイカー戦の後半に登場したバリアンである。名前の由来は北斗七星の一つ、おおぐま座γ星「フェクダ」か。 性格など 残酷非道にして下劣で好戦的。 常日頃から他者を馬鹿にして見下すような語り口で、デュエル中であっても相手を精神的にいたぶるような物言いをする。 同じ七皇の事は仲間であるとも思っておらず平気で侮辱し、時には自らの作戦のために傷つけ利用することさえ厭わない。 バリアンの使命など片手間程度にしか考えておらず、他者の苦しむ姿を見ることで愉悦に浸るという「下衆」を絵にかいたような男。 そのような性格なので当然のごとく仲間内の信頼は皆無で、自分の失敗を100%棚に上げて偉ぶった彼を見る七皇たちの冷めきった眼差しは必見。 公式によるとミザエルからは特に嫌われているらしく、サルガッソの戦いではその手口を知るやいなや露骨に嫌悪感を露にするほど。 卑怯卑劣な手段を好む一方、それを成功させるための下準備や努力は惜しまず、「下衆な卑怯者だが堅実な努力家」という相反する顔を両方併せ持っている変わり者でもある。 ハイテンションな弾けた演技に魅了された視聴者は少なくなく、さらには黒いフード姿といい、いい感じにラリった言動といい、その容貌はダグナー時代の某満足さんを思わせる。 劇中での行動 一期のWDC編が初登場。この時は「バリアン」名義であり、フェイカーを乗っ取って戦ったもののZEXALの力に敗れた。 この時に消滅していたように思われたが、セカンドの92話で再び同じく炎のような姿で登場し、海美プロを洗脳した。 続く94話ではついに自らが現れ、真月を強襲。決着の直前に連絡を受けた遊馬が現れたことで、その日はデュエルを中断・退散した。 真月曰く、「バリアン警察が長年追っている最も凶悪なバリアン」。そんなベクターに対抗すべく、真月は遊馬に5枚の「V」カードを託すのだった。 力及ばず何の結果も残せませんでしたぁ~許して下さいってかァ!?ヒャハハハハ!許してやるよォ!! 退散した当人はその後、負傷したアリトとギラグをあざ笑いながら、ドルベ達の前に出現。その原因は自分なんだが 彼はフェイカーとトロンを使った計画の失敗以来、ずっと雲隠れしていたらしい。 本人によるとこれも計画の内らしく、ミザエルとドルベを引き込んで本格始動。 さあ! よからぬことを始めようじゃないかァ! 早速単身人間世界に襲来。遊馬にデュエルを挑む。 真月戦の時もこの時も、なぜか人間世界にもかかわらず、スフィア・フィールド展開前から普通にバリアンモードでいたが…… 永続魔法『魔導の封印櫃』とNo.66 覇鍵甲虫マスター・キー・ビートルのコンボでランクアップを徹底的に阻止。 しかし、キー・ビートルの身代わり効果に封印櫃を墓地に送ったことで、リミテッドが遊馬の手札に加わってしまう。 さらには真月から受け取った「Vサラマンダー」によってホープレイVの効果を超強化。一気に大ダメージを受けて敗北した。 しかし、敗北したベクターは消滅はせず、真月を拉致して撤退。 救出に向かう遊馬一行を異次元の古戦場へと引き込んだ。 そして、そこで遊馬が見たものは、死んだように横たわる真月と彼を足蹴にするベクター。 怒る遊馬はアストラルの制止を無視してホープレイVを召喚。 効果でNo.104 仮面魔踏士シャイニングを破壊し、大ダメージを受けたベクターは姿が消える。 今のダメージで異空間へと消し飛ばされてしまったのか…… と、思う間もなく、よろよろと立ち上がる真月。 遊馬「生きていたのか!真月ー!」 これで一件落着… ではなかった。 フフフフ……クフフフフ……なぁーんちゃってェ!イッヒヒヒ、ククククク……おかしくって腹痛いわぁ。面白いやつだなお前、ほんとに俺のことを…クククククッ…… (出典) なら見せてやろうかぁ!? もっと面白いものをよぉ!! ぬぅぅぅあああああ! バリアルフォーゼェェェ!ウェェアアアアア! 遊ゥゥゥ馬ァァァァァー!! 胸部のバリアラピスを現し、一度見たら忘れられないインパクトを持つ凄まじい顔芸と掛け声と共に突如変身。すでに十分面白い そして、現れた姿は…… 本物ぉ?誰それ?俺、ベクター。鈍いなぁ、俺が真月だよォ! まぁだ分からないのかよぉ! この前デュエルしたのも、さっきまでデュエルしてたのも!俺が生み出した分身だよ!! 本物の俺は、お前の親友、真月零に化けてたってわけだァ。 ジャンジャジャ~~ン!!今明かされる衝撃の真実ゥ! 96話で明かされた衝撃の真実。 真月零の本当の正体はベクターだったのだ。 人間世界でバリアンモードを維持していたのもベクターの本体では無かったという伏線だったのだろう。 ただ、これ以前から真月が見せていた意味深な挙動や言動もあり、94話の時点で「自作自演では?」と疑う声も少なくなかったが……。 いやぁ本当に苦労したぜ、間抜けな転校生演じてつまらねえ協力までしてさあ… 本格登場が76話(2012/10/21)本性を表わしたのが96話(2013/03/24)。この間2クールずっと演技してたのである。 姑息な手を……(サ灯) しかしお前は単純だよなァ、俺の口から出たでまかせを、全部信じちまうんだからなァ! ヒッヒヒヒヒヒ……アストラルを守るぅ~?バリアン警察ぅ~?ヒャーッハハハハハ!!楽しかったぜェ、お前との友情ごっこォ!! 助けに来てくれて、ごくろうさん!遊馬巡査!(キリッ) フフフ…ウハハハハハハ!!! ??「美しい友情ごっこか、だが所詮そいつは負け犬よぉ!」 ギラグ「てめぇら善人面しやがって!友情ごっこかよ!!」 アストラルを守るためという理由は全くの嘘っぱち。 バリアン警察なる組織は存在すらしない。つまり警察手帳は自作したということに ヒッハハハハハハハ!じゃあ言ってやる!お前のデッキには俺との友情の証、五枚のバリアンカードが入ってんだろぉ? 回想- このカードは、君に渡しておく(キリッ フッ……言えないよなァ?固い友情で結ばれた大切な親友、し ん げ つの頼みだもんなぁ!?クッフフフフ、ヒャハーッハハハハハ!! ありがとうよ、俺との約束を守って、みんなに黙っていてくれてェ!フハハハハハハ、クハッ、クハハハハハハ!!! 真月の正体を知りながら、アストラルにそれを隠していたことを暴露される。浮気発覚とか言わない どん底に追い込まれた遊馬…… 遊馬「くっそおおおおおお! 俺は! ホープレイVでダイレクトアタックだぁ! いっけえええ!!」 フッ…ならば俺は永続罠「Vain-裏切りの嘲笑」を発動! Vと名のつくモンスターが攻撃してきた時、その攻撃と効果を無効にし! 相手のデッキにあるVカードを全て墓地へ送る!! さらに!相手のデッキ、または手札から、Vと名のつくカードが墓地へ送られた時!Vカード一枚につき、500ポイント自分のライフを回復する! 墓地に送られたカードは5枚、よって俺は、2500のライフを取り戻す! まだだ!さらにさらにィ~? 墓地へ送られたVカード1枚につき、相手のデッキから5枚のカードを墓地に送る! ハハハハハハハ!!25枚だけじゃねぇ、Vカード全て合わせれば30枚だァ!! ひと思いにゃやらねぇ、じわじわといかせてもらうぜぇ? 友情の証として渡しておいたカードを使っての大量デッキ破壊。 これによって遊馬は残りデッキ3枚にまで追い込まれる。 2クールに及ぶ友情ごっこ、自分の分身まで用意した演出は全てコレが狙いだった。 その通り。遊馬の事だから、俺からもらったカードは友情の証として、必ずデッキに入れると思った…… そしてェ!? 真月が俺にやられたと思わせれば、頭に血が上って、一気にホープレイVを出してくれると考えたが…… お前って奴は、気持ちいいくらい思い通りに動いてくれるなァァ!!クッハッハッハッハ、最高だぜ最ッ高ォォォ!フッハハハハハ、アハーッハハハハハ!! さぁ~てェ……遊馬ァ、残りカード3枚というザマで、ど う す る つ も りだァ~~ン? せいぜい足掻いてみせろや!!どのみち全員ここから生きては戻れねェんだから それもこれも遊馬、お前が招いた結果なんだよォ!!関係ねえ奴らまで巻き込んでなぁ。(*1) お前にしてみりゃ、よかれと思ってやったんだろうけどなァ!アッハハハハハハハ、ウワーッハハハハハハ!! ワーッハハハハハ、ウハハハハハハハ、フーハハハハハハハ!!! ちなみにこれ全てBパートの約7分間に一人で喋った台詞である。長い。 文字では分からないが、TV本編では「真月」「真月警部」「ベクター」の声を使い分ける怪演。日野さんすげぇ。 そして、遊馬との信頼を踏み躙った番外戦略と精神攻撃からついた呼び名が「真ゲス」、「ゲスター」。 1期のIVさんのファンサービスが可愛く見えるゲスぶりから、何が起きても遊戯王ではよくあることで片付けてきた視聴者も衝撃を受けることに。 放送直後はアニメスレはもとより、ツイッターや某動画サイト、タイムライン、2ちゃんねる、チャットサイト等でも彼の話題で持ちきりとなった。 この新たな顔芸の可能性、もといパターンを見せた事もあり、一部では闇マリクや斎王、鬼柳以上のインパクトとも評された。 ニコニコでもかつて大百科の豪華特典な扉絵(→真ゲス)やよからぬ関連動画によって、遊戯王シリーズから離れていた視聴者やファンやマニア達を少なくない数呼び戻してみせたほどである。 遊戯王悪役の集大成といったこの一連の流れは、展開を予想できていた視聴者ですら、中の人のベクター&真月の2通りの声の使い分け+ベクターの高笑いといった演技も相まってカオスに陥ることに。 独特のテンションとセリフ回しが特徴的だったベクターだが、この回では先述の言った通りさらに某6歳児のごとき凶悪な顔芸を披露。 当時の視聴者の間では「すでに十分面白い」などネタとして大いに盛り上がった。 なお、顔芸を披露したのは真月の時とベクターに戻ってからの両方である。特に後者に至っては顔面ドアップを超え、顔芸ヅラのまま画面の中央で目がぎょろめくその様子は、もはや顔芸を超えて目芸レベルである。 (出典) 余談だがこの回は他のキャラの作画が酷い(特にキャットちゃん)。スタッフもこいつに集中したらしい。 彼が与えた影響は非常に大きく、子供が泣いたとか、本当にバリアンズ・フォースを破り捨てたり売却する人がいたり、 録画してた人は真月が出てきた回を削除したり、別の話をしたら「そんなことより真ゲスの話しようよ。」と言われたり、 よかれと思ってリミテッド・バリアンズ・フォースをあげたら「騙されないぞ!バリアン世界の悪者めッ!」と罵られ脛を蹴られたとか……。 また、次回予告後には「視聴者プレゼント」の告知がされ、よりにもよってリミテッド・バリアンズ・フォース、ホープレイVが収録されたスターターデッキ(2013)が100名にプレゼントされた。 あの本編・緊迫感溢れた次回予告からの「春のビッグプレゼントー!」という軽快な遊馬のセリフは必聴。 漫画版アオリの「スカッとするぜ!」といい、単行本やDVDで確認できない要素まで完成度が高すぎる。 この回で「番組の感想」を書いたハガキを送らせるスタッフの有能ぶり罪深さ。 またスターターデッキそのものもデッキ本体ではなく「強化パック」に上記2枚が確定封入されている=デッキに自らの手で友情の証(笑)を入れる遊馬の追体験などと話題になった。 ちなみにスターターデッキの発売日は3月16日。96話の放送が24日。 早々に購入した全国のTAKASHIくんが遊馬のように絶望しなかったことを祈るばかりである。OKA-SANと親子共々ホープレイV使ってたし……。 なお、オマケとして真月も欲しがっていた「ナンバーズ倶楽部会員証」も封入されている。 この点も含めCMといい収録内容といい「初心者」「子ども」がターゲットだったのであろう商品の目玉が「友情の証(笑)」として踏みにじられる代表格となってしまった。 (「5枚のVカード」はVサラマンダー以外墓地に送られるだけの地味な扱いで、一部に至っては海外の公式サイトで情報が公開されるまでカード名すら判明していなかった) 販促アニメってなんだっけ? 長期シリーズの「遊戯王」だからこそできる大胆不敵な所業といえよう。 流石の遊馬もこれは立ち直れないんじゃないか…と思われたが、翌週には小鳥の叱咤激励で復活。パネェ。 そのままZEXALに変身しようとするが…… 本当に遊馬と一つになれるのか…?お前は今、心のそこから遊馬を信じているのか…? 実は今までベクターが遊馬を責め立てた理由は、アストラルの遊馬への疑念や不信感を煽るためだった。 さらにはホープレイVを介してバリアンの力を発動。二人のZEXAL化は失敗に終わってしまう。 ヒーローの合体・変身を邪魔するという禁忌を成功させてしまった。 あれ?遊戯王ってカードゲームアニメだよね…? まあ遊戯王ではよくあることだからね。 バリアンの力によって心の闇を広げられて暴走したアストラルは遊馬と無理矢理にエクシーズチェンジ。 ダークZEXALと化す。 しかし、そのまま自滅するかと思われたが、ギリギリで遊馬の説得により変身解除。 それでも返しのターンでCNo.104 仮面魔踏士アンブラルを召喚、その効果でライフポイントはわずか25、手札も0、場はホープのみ、残りデッキ1枚にまで追い込む。 しかも最後の1枚は真月との友情の証「リミテッド・バリアンズ・フォース」。 サルガッソがあるためホープレイも出せず、さらにベクターはリミテッド・バリアンズ・フォースをトリガーとする罠カードを仕込んでいた。 このままでは遊馬たちは確実に負けてしまう…… だが、しかし 重なった熱き思いが世界を希望の未来に再構築する! リ・コントラクト・ユニバース!! 何ィ!? カードを書き換えただとぉ!? 新たなゼアル「ZEXALⅡ」が誕生。 まさかの手札書き換えによって新たなRUM、ヌメロン・フォースを創造される。 このカードによってCNo.39 希望皇ホープレイ・ヴィクトリーを召喚され、逆転負けしたのだった。 これによって2クールに及ぶ下準備が水泡に帰した。悔しいでしょうねぇ ちなみにこのシーン。ベクターが吹っ飛ぶ描写に妙に力が入れられている。 スタッフ曰くベクターが吹っ飛ばれされるのを見てすっきりしてほしかったらしい。 (このシーンは後にNo.96のシーンへと……) 敗北後 その後、ボロボロの状態となった彼はバリアン世界の奥底で、バリアン世界の神ドン・サウザンドを目覚めさせ、一体化。 ドンの封印を完全に解く為に遺跡のナンバーズの回収を目指し、その過程での遊馬たちへの復讐を企む。 とある遺跡の攻略前にNo.96 ブラック・ミストを利用しようと「しもべ」として取り入る。 遊馬一行より一足先に到着したが、遺跡の構造をなぜか知っていたり、言いようのない「恐怖」を覚えたり、遺跡のナンバーズに既視感を覚えたりと謎が連発。 獲物である遊馬たちをNo.96に横取りされて怒るが、一体化したドンに「好きにやらせろ」と心臓(?)握られて止められる。 それならとばかり観戦に回るついで、遺跡の仕掛けを使って遊馬を人質にとり、No.96とアストラルのデュエルを優位に進めようとするが、遊馬が自力で脱出してしまい失敗。 最後には遺跡のナンバーズも持ってかれ、「しょせん、貴様は悪としては二流」とまで言われた。あれだけやって二流って…… 結果的には利用しようとしたNo.96とドン・サウザンドにいいように使われて小物化が進行。 元より「悪の大物」と言うより「どうしようもないゲス」ってイメージだったが。 前世 この遺跡で彼の前世が少し明かされる。 幼い頃から人を信じず、民も家臣も処刑し尽くし、最後には自らの命を絶った狂気の皇子。 上半身ほとんど裸というすごいファッションであった。 ナッシュとメラグの前世にも諸国で侵略と殺戮を繰り返す狂気の王として登場。 王子だったり王だったりだが、人生で最初に殺したのは自分の両親と本人は語っている。 若い頃に王位を奪った故に肩書きが安定しないようだ。 彼らの治めるポセイドン連合国を侵略するが、ナッシュの策とメラグの犠牲によって侵略は失敗。 撤退しながらも略奪を繰り返すという残虐さ。敵部隊の補給を断つという意味では理にかなっているのだが。 そして、これ以上の犠牲を出させまいと単身挑んできたナッシュと一対一でデュエルを開始。 ちなみにこの時、カードの代わりに巨大な石版を使っている。古代エジプトですか? しかし、このデュエルは闇のゲームであった。 デュエルは現実の戦争とリンクし、自分のモンスターが破壊されると、味方側の兵士が死ぬというのである。 この条件で、原作版のウイルスカードと同様の罠カード「陰謀の大災害」を発動。 ナッシュのデッキのモンスターを一気に全滅。しかもトリガーはナッシュ自身の攻撃という鬼畜振り。 貴様あああああ! なぜ俺たちの戦いに他の奴らを巻き込む!? 決まってるだろ…? それがお前の弱点だからさ(真顔) お前の心に宿る優しさと、正義こそがなァ(真ゲス顔) 俺はお前が悶え苦しむ姿をたっぷり拝みたいのよ!フハハハハハハ、ハハハハハハ!! 前世から変わらない安定の真ゲス。 しかしナッシュはNo.73 激瀧神アビス・スプラッシュをエクシーズ召喚。その攻撃によってベクターは敗北する。 だが、ナッシュの兵士達もまたこの闇のゲームによって全滅してしまった。白き盾仕事しろ 双方に深い傷を残してこのデュエルは決着した。 ちなみに、その後に明かされたところによると、ナッシュはベクターを自国まで追い詰めた。 しかし、その時すでにベクターは自分の民を殺しつくした後だった。この場所こそが、後にベクターが訪れた「悲鳴の迷宮」。 再びナッシュと戦い、詳細は不明だがまた敗れたらしい。負けすぎじゃね? そして自分が手にかけてきた者たちの怨霊によって取り殺され、人間としての生に幕を閉じた。 衝撃の真実(2回目) ナッシュやメラグ、ドルベと同様にバリアンとして転生。 前世の記憶はなかったが、それでもナッシュを「気に入らない」「絶対に相容れない」と感じ、遂には罠にはめて殺害した。 それでもいきなり殺すのはよくないと思って、 「ナッシュが俺をムカつかせる毎に1ポイント、1億ポイント溜まったら…ぶっ殺す! だがそれまでは何が起こっても我慢だ」というポイント制にしたんだとか。 一億ってどんだけ気長なんだよと思うが、最後には溜まっちゃったのでナッシュとメラグをぶっ殺した。 普通ならどんなに長い年月を生きていたとしても1億ポイントが溜まるなんて嘘っぱちにしか聞こえないのだが、ベクターだと妙に説得力がある。 ていうかよく1億ポイントも正確に数えたな…… 遺跡のナンバーズの回収が決着すると、ドン・サウザンドによってバリアン世界の塔の玉座に触手で拘束。誰得 どうしてZEXALは……というか遊戯王は男を触手で縛るのか。 自分は動けなくなったが、ハーエバーニングを使って何かと暗躍。 その間にドン・サウザンドと共に偽のナンバーズを100万枚作って人間世界にばら撒き、地上世界をバリアン化した。 しかし、そんな事してる間にかつて自分が殺したナッシュとメラグが帰還。 慌てふためくが、ドンに2人にその記憶はないと解説されて落ち着いた。 そのまま地上のバリアン化とドン・サウザンドの復活の事を誤魔化して、人間世界に侵攻。 他の七皇が戦う中、一人だけ高みの見物を続け、ミザエルのデュエル中には 「あららら……ミザちゅわ~ん?ちょっとイケてないんじゃなーい?」 「あ~あ~…ドラゴン使いがドラゴン奪われちまうなんて、いくら何でもダメすぎるだろォ。はっずかしい~」(足パタパタ) と煽ってた。本人に聞かれたら絶対に次は止めない(無言の手刀)食らう。 こんなこと言ってるが、この台詞は後にブーメランとなって自分に返ってくるのだった。 その後はアリトとギラグを再洗脳し、バリアン世界へ向かった遊馬を襲撃させる。 だが、アリトは遊馬とのデュエルに敗北すると共に洗脳が完全に解け、 さらにはドン・サウザンドが自分の記憶を改竄していたことを知り、ドンを倒すために一時遊馬と共闘することを宣言。 それを知ったベクターは、ブックス!とメラグの力を吸収すべく、2人にデュエルを挑む。 『ドン・サウザンドの玉座』を発動するが、座ったままデュエルしては失礼だからと永続魔法を自分に装備した。 このシーンはやっぱり触手だった。まあ遊戯王ではよくあること。 どうでもいいが、「座ったままデュエルするのが失礼」なんて台詞が出てくるあたりにデュエルディスクの偉大さが感じられる。(*2) 受けたダメージをエンドフェイズに全回復する『ドン・サウザンドの玉座』と 回復した数値分のダメージを与えて攻撃力をアップするNo.43 魂魄傀儡鬼ソウル・マリオネッターのコンボで2人を追い込む。 このデュエルでは、メラグに集中的にダメージを与え、悲鳴を上げるメラグをあざ笑ういつものゲスぶり。白き盾ちゃんと守れ 追い討ちとばかりにバリアンとなった2人をかつて自分が殺したことを明かす。 怒れるメラグは攻撃力の変化を倍にする『魔水晶(ディストーション・クリスタル)』を発動。 さらに相手の攻撃力を1000ダウン+2回攻撃付与する『氷結の刃(ゼロ・ブレード)』をラグナ・インフィニティに発動。 このコンボで攻撃力を2000ダウンさせてワンショットを狙うが、罠によってダメージを回避。 またもや『ドン・サウザンドの玉座』で回復し、ソウル・マリオネッターのバーン効果でメラグにトドメを刺そうとするが…… 待て、ベクター! ドン・サウザンドから待ったがかかり、マリオネッターの攻撃力を上げればラグナ・インフィニティの効果でダメージを受けることを指摘される。 わかってる。けど、今の俺のライフは4000。3300のダメージを食らっても… メラグの魔法カード、ディストーション・クリスタルの効果を忘れたか! ッ!!そ、そうか! 攻撃力の変化が倍になるってことは、6600…そのダメージを、俺が! そう、この時点まで「魔水晶」の効果をすっかり忘れていたのである。 ここで効果を使えばメラグを倒せるが、同時に自分もライフを0にされてしまうのである。 生き残るのは敵のドルベだけ。ベクターの負けとなる。 ミザちゅわ~んを煽ってたわりに自分も敗北直結のミス寸前。これに対して視聴者は「あららら……ベクちゅわ~ん、ちょっとイケてないんじゃなーい?あ~あ~…策略家が敗北直前のミス犯しちまうなんて、いくら何でもダメすぎるだろォ。はっずかし~」という言葉を送ったとか もっとも、視聴者も気付かなかった人は割といたので、ドンとメラグが上手いというべきか。 ドンの助言で敗北を免れたベクターはドルベとメラグを倒し、その力を吸収。 その足でギラグとアリトと狸も食らったベクターは、自身に取り付いたドン・サウザンドを押さえ込むまでの力を得る。 その後、バリアン世界中心部に召喚した「悲鳴の迷宮」にて待ち構えていると、怒れるナッシュがそこに出現。 俺たちの勝負にケリをつけられるのは、デュエルだけ!なァ、ナッシュウゥッ!! そして始まる七皇同士の決戦。 自身のナンバーズだけでなく、親友と妹のカードを並べて精神的にも追い込むいつもの真ゲス。 メラグもドルベもいねえ。ギラグも、アリトも!みんなみんな、俺のモンだ!オメェは一人だ!一人ぼっちなんだよ! ミザエル「」 取り込んだ七皇の力を吸収し、さらなる変身を遂げた姿はメガベクターと呼ばれた。 公式によると「ランパント・ベクター」という名らしい。 今明かされる衝撃の真実(3回目) 何かと疑惑の多い彼の前世だったが、ナッシュとのデュエル中、とうとう本当の記憶が蘇る。 結論から言えば、やはりというか彼もドン・サウザンドによって洗脳されていた。 本来の彼はどんなだったかと言うと…… 争いを好まない温厚かつ穏やかで国民を第一に考える心優しい性格だった。 争いを好まない温厚かつ穏やかで国民を第一に考える心優しい性格だった。 まず映し出されたのは「平和の象徴」として祝福され産まれたやたらと可愛らしい赤子。それがベクターの人生の始まりであった。 国民は平和を望み、その象徴として生を受けたベクターも同じ想いを持っていたが、権力を握る彼の父親(王)は「何が平和だ」と吐き捨てる様な性格で、国は常に侵略・戦乱の中にあった。 そんな人々の中で育った元々のベクターは、「真月零」そのまんまの善良でお人よしな青年だった。 が、そんな彼の父親は先程説明した通り逆に野心と征服欲が強く「国民?知ったことか!」と国民の事は全く考えずあちこちへ侵略戦争を繰り返していた。やはりカズキングダムの父親か そんな父親にもかかわらずベクターが好人物だったのは、恐らく母親の影響だと思われる。 だが、ある時父王が病に倒れ、起き上がることも出来なくなり、母の願いで代わって王子であるベクターが国を治める。 みなさん、私は争いを好みません! ……誰だお前。 民の犠牲を出したくないと、よかれと思って隣国と和平を結び、戦争を放棄し領地も返すと国民に宣言し平和国家への転換を決定。 国民達や感涙する母親や和平を受け入れた隣国の反応から、ベクターは国中外問わずから深く慕われた模様。 しかし、それを聞いた先王は「もう少しで手に入った国となぜ和睦せねばならん」と激昂。 ベクターを「ハリー・ポッター呪いの子」「軟弱者」「貴様など疫病神だ」と罵り、怒りのあまりベクターを斬り殺さんとする。 が、とっさにベクターを庇った母親が代わりに殺されてしまい、直後に父も病の発作で死亡。いきなり目の前で両親を失ったベクターは放心状態になってしまった。 もうこの時点で壊れてもおかしくないが、そこにドン・サウザンドが出現。 ベクターは、本来の『悲劇の王子』から『父と母を殺した呪いの皇子』であると洗脳され、さらに人格自体を根本から書き換えられたのである。 俺は狂気の王子……この世界を血と破壊で埋め尽くすために、生まれてきた! 死の直前に記憶を改竄された他の七皇と違い、彼の場合は歪められた記憶と共に生き、完全に「狂気の王子」として歪んでしまった。 簡単に言えば本来の人格を抹殺され、上書きされた後付けの人格とすり替えられたわけである。 転生後も何も知らずにドン・サウザンドに積極的に協力していたわけなので、ある意味ではドン・サウザンドの最大の被害者であろう。 ちなみにドン・サウザンドがここまでやった理由は、生前のベクターの魂が非常に純粋であったがゆえに歪みやすく、自身の手駒とするのにもっとも向いていたため(後々分かることだが、これについてはナッシュをバリアンの道へ誘う遠回しな布石でもあった)。 「俺を騙したのか!!」と詰め寄るベクター。さらに遊馬も彼を嘲笑うドン・サウザンドに激昂するが、そんな彼らにドン・サウザンドは冷たく「だが、その男の残虐非道な行いは事実。それは消せん!」と言い放つ。 全てを知ったベクターは、自分が突き落としてきた誰よりも深いどん底に…… そんなベクターに手を差し伸べようとする遊馬先生。 「本当のお前は真月なんだ!」と呼びかける。 実際、王子だった彼の性格は真月そのものであり、本来の自分をずっと演じていたのは皮肉と言うほかない。 っていうか、同時期に受けたナッシュの裏切りの件も含めて遊馬先生の心は(自分が助けたいと思った者に対して)どんだけ広いんですか。 しかしベクターは罠カード『エクシーズ・ディスチャージ』を発動。 その効果は「相手が手札1枚を捨てることで、自分のエクシーズモンスターを全て相手に与える」。なんでこんなの伏せてたんだ… 焦るドン・サウザンドを押さえ込みながら、この効果でナッシュに自分ごとドン・サウザンドを倒すように頼む。 了承したナッシュは手札のドリーム・シャークを捨て、この効果で2体のナンバーズを場に呼ぶ。 そして、ナッシュはベクターへのダイレクトアタックを宣言した。 トラップ発動!「トリック・バスター」!! このカードは相手にのみモンスターがいて攻撃してきた時、その攻撃を無効にし! 相手の攻撃表示モンスターを全て破壊する!!消えろ! ハハハハハハハ!! 引っかかったぁ!! どうもこうもあっかよ!見た通りだっての!!みんな引っかかったんだよ、俺様の名演技によ!!! バーカ! まんまと引っかかりやがって!!どうしようもねえ甘ちゃんだな、お前ら!!! さらなる罠でナッシュの場のモンスターを全滅させた。 実はドンが記憶を弄ってたことには気付いていて、その上で好き勝手していたらしい。 記憶を取り戻しても、壊れた人格までは戻らなかったのだ。 ちなみに日野氏の迫真の演技もあって、次回予告で予想していた視聴者でさえ本気なのか演技なのかハラハラさせられて「いったいどっちなんだ」と精神フェイズに入らされていた。 尤も、よく考えれば記憶を取り戻す前にこれらのカードを伏せていたので、気付く人は気付いてたが。 結局はゲスで安心した人が多かったとか。ゲスで安心されるのもこいつぐらいだろう。 この行動に視聴者は「やはりベクターはベクターだな」「素晴らしい!美しいよ!」「ベクターこそ真の悪役」等と大喝采され、更に本スレは大いに盛り上がったようだ。 ……とはいうが、劇中の動向を見るとベクターが記憶の改竄に気付いていたフシはなく、「本当の記憶を見たショックを隠すための強がりでは?」という説もある。 ともあれ、自分の記憶を弄られたことにはそれなりに怒りを覚え、吸収した七皇の力で取り付いていたドンを焼き尽くした。 さらには「トリック・バスター」の追加効果で、ナッシュに効果ダメージでトドメを刺さんとする。 が、相手はデュエルタクティクスなら作中トップのナッシュ。「エクシーズ・ディスチャージ」のコストで墓地に落としていた「ドリーム・シャーク」の効果を発動し、ダメージを回避した。 流石リーダーと言うべきか、きっちり本性を見抜いていたらしい(*3)。 見抜かれて逆切れしたベクターは謎の力で「RUM-千死蛮巧」をドローし、その効果でCNo.5 亡朧龍 カオス・キマイラ・ドラゴンを召喚。 特異な効果による連続攻撃と数ターンに及ぶドローロックを食らわせる。 しかし、ナッシュはカオス・キマイラ・ドラゴンの素材回復効果を逆手に取り、「インフィニティ・トゥース」を発動。その効果でデッキトップを墓地に送ってドローロックを回避し、「デプス・バイター」をドローしてアビス・スプラッシュをエクシーズ召喚。 ベクターの伏せカードをアビス・スプラッシュを囮に処理、前のターンで伏せていた「RUM-クイック・カオス」でCNo.73 激瀧瀑神アビス・スープラを繰り出す。 てンめエェェェェ!?ナッシュゥゥゥゥ!! 砕け散れェッ!ベクタァァァァァーッ!! 混沌の海神にカオス・キマイラ・ドラゴンを粉砕され、ベクターは敗北したのであった。 前世でアビス・スプラッシュに敗れ、サルガッソでホープレイ・ヴィクトリーに吹っ飛ばされたベクター。 彼を最後に倒したのは、ヴィクトリーと同じ力を持つナッシュの国の守護神であった。何たる皮肉な結末か。 バカな……!俺が……俺が、負けるだと……!? 彼の最期 激戦の末敗北したベクター。それと同時に、かつてと同じように怨霊によって呪い殺されそうになるが、 あの時と一緒にするんじゃねえ! ナッシュゥ!! なんと気合で呪いを弾き飛ばす。 さらに七皇の力を使って遺跡を崩壊させ、最後の足掻きとナッシュたちを道連れにしようとし、今の自分は七皇もドン・サウザンドも越えた存在だと勝ち誇るベクター。 だが…。 勘違いするな、ベクター。これはお前の力ではない。 実はドン・サウザンドは死んでなどいなかった。 死んだ振りをしてベクターの力が弱まるこの瞬間を待っていたのだ。演技合戦かい。 さすがのベクターと言えども、敗北する前から復活の布石を打っていた生粋の策略家であるドンさんには及ばなかった。 というか、「目的のために下準備や仕込みを怠らず、成就させるための手も打って時間をかける」点では明らかにドン・サウザンドの方が上である。向こうさんは1000年単位で計画立てて実行したわけだし。 そして用済み宣言をされ、丸ごとドン・サウザンドに吸収されそうになるベクター。 い、嫌だ!!やめろ!俺は、こんなところで…死にたくねぇえええええええええ!!! ひぃーっ!死にたくねぇよー! 小者のような情けない台詞を言いながらドン・サウザンドに物理的に吸収されようかというその瞬間…… かっとビングだ、オレェェッ!! ベクターの手を掴んだのは遊馬先生である。 2クールに及ぶ友情ごっこ食らって、ついさっきも騙されて、それでもなお助けようと手を伸ばしたのだ。聖人か。 そんな遊馬をドン・サウザンドは嘲笑い、アストラルと小鳥、そしてナッシュまでもが止めようとする。 やめろ遊馬、そいつに心は無い!助けてもまた、裏切るだけだ!!! だったら…だったら、もう一回信じる!心が無いなら、心ができるまで俺は信じる!それが俺のかっとビングだ! 最後の最後までベクターを、真月零を信じて救いの手を伸ばす遊馬。 そんな行動にベクターは…… 遊馬、くん… なら…俺の道連れになってくれよォ! オレと一緒に逝ってくれよ! 遊馬ァ!! この期に及んでこれである。救いようがないとはこいつのためにある言葉か…… さあ! こっちへ来いよぉ! 流石である。 ナッシュに敗北した直後にも激高して「俺が消えるならお前も道連れだ!」と発言しているあたり、例え死んでも気に入らない相手には一矢報いなければ気が済まないという事だろう。まさに「真ゲス」である。 ベクターはこれで遊馬が手を放すと思ったのだろう。「こんなガキの偽善なんざこれで消え去るだろうw」と。 だが、そこにいたのは、ベクターの想像していた人物では無かった…。 ………あぁ、いいぜ、真月。 お前を一人になんてしない。 お前は俺が……守ってやる。 ……え……? そこにいたのは、涙を流しながら尚も手を離そうとしない遊馬の姿だった。ずっと裏切ってきたベクターを、遊馬は「また分かち合える」と信じ仲間として接してくれたのだ。 ベクターに自分の想いを目の前で踏みにじられようとも、絶対に彼を見捨てることはしなかった。ここまで来るともう菩薩の域である。 瞬間、脳裏をよぎる「真月零」として過ごした日々。 ……遊馬…… その姿を見たベクターは驚愕しながらも、全てを諦めたように微笑み……。 真月……!? ……とんだお人よしだ……バカバカしい。 キミなんて道連れにできないよ…… おい、真月!? 呟くその声は、聴き慣れたいつものものではなく、遊馬だけが知る「真月警部」。 そして、 さよならだ………遊馬君。 掴んでいた遊馬の手を離し、一人ドン・サウザンドへと吸収されるのだった…… 最後まで救いようのないゲスを貫き通して来たベクターだが、最後の最後には根負けし、遊馬達と共に過ごした「真月零」として遊馬の名を呼びながら散っていった。 彼のゲス様をネタにしてきた人たちも、この散り様には涙した。 前科が前科なのでまだ何か裏があるんじゃないかと疑う者もいたが。 ちなみにその魂はドン・サウザンドの消滅後、その力を受け継いだナッシュを介して自身のカードであるアンブラルに宿り、他の面子同様バリアンのオーバーレイユニットとして決戦に参加。 オバハンの効果をフル活用した猛攻にもきっちり参加したが、コピーされたアンブラルの効果で遊馬の手札から落とされたのは虹クリボー。 虹クリボーには手札誘発で攻撃を止める効果と、墓地から蘇ってダイレクトへの壁になる効果があるので、 遊馬→虹クリボーの効果を一回分潰される ナッシュ→ハンデスしたつもりが墓地利用できるカードだった と、この攻防に置いて敵味方双方の邪魔をするという何とも器用な真似をやってのけたことになる。ちなみに虹クリボーの効果を使われても、返しのターンでジャイアント・ハンド・レッドの効果を使えば装備カードとしての効果を無効にできた。 綺麗になってもベクターはベクターだったということか。 ラスト そして、最終話。 ヌメロン・コードによって七皇達は人間として蘇り、遊馬たちと同じ学校に通うように。 しかし、その中にベクターの姿だけが無い。 そんな中、アストラル世界に新たな危機が迫る。 アストラル世界に向かう遊馬、シャーク、カイト、トロン一家と七皇。そして…… ジャンジャジャーン! よかれと思って、俺様も手を貸してやるぜ。 彼もまたアストラルによって転生していた。 かつての決め台詞を真月零の声色で話すベクター。表情にも以前の様な邪悪さは見られず、どこか面白げに一行に加わってきた。 あら、ベクター。今度は大人しくしててね? さーな。だが、お前らと一緒に暴れるのも悪かねェ。 璃緒と軽口を叩きあいながら、彼もまたアストラル世界へ向かうのだった(とても何度も殺した側と殺された側の会話とは思えない)。 偽りの姿の真月でも、ドン・サウザンドに翻弄されたベクターでもなく、 また新たな存在として遊馬たちとこれからも関わり続けていくのかもしれない。 デュエリストとして 使用デッキは【アンブラル】。 闇属性・悪魔族で統一されている。アンブラルとは「影」の意味であり、真月としてのデッキである【シャイニング】とは対になっている。 それぞれが展開効果を内蔵し、効果で並べてエクシーズするのが基本戦略。闇属性ゆえのサポートも豊富である。 エースモンスターはCNo.104 仮面魔踏士アンブラルだが、デュエルの度に違ったナンバーズを召喚している。 No.104 仮面魔踏士シャイニングはとんだ不遇枠だが。 マスター・キー・ビートルに始まり、シャイニング&アンブラル、ソウル・マリオネッターとカオス・マリオネッター、カオス・キマイラ・ドラゴン(と多分デス・キマイラ)、ジャッジ・バスター&デビルと実に9枚5種類のナンバーズを所持している(ブラック・ミストを含めれば11枚6種類)。 ただ、戦闘向けのナンバーズを持ちながらも戦術そのものはロックバーンより。 相手を甚振って苦しむ姿を眺めるという趣向を反映した結果だが、そちらを優先し過ぎるあまり詰めを誤ることが多い。 決して弱者ではないのだが、描写されたデュエルを見る限り劣勢からの切り返しが致命的に苦手という弱点が透けて見える。 ゲーム版にて WDC編の話である「激突!デュエルカーニバル!」に他の七皇同様出演。こっちではサブデッキとして【ヴェルズ】を使用している。 分身の状態でよからぬ謀を巡らせており、本人は表の姿である真月として登場。 真月の方は【セイクリッド】デッキを使用。 プレアデスやトレミスはもとより、ガイドラ、ショックルーラー、オメガにパラディオスと光属性の強力エクシーズがこれでもかと詰め込まれている。 TFSPでは一人だけ新規のグラフィックをもらっている。これは、七皇の面々の立ち絵が人間態で固定されていることと、ZEXALの面々は激突DCからグラフィックを流用しているのが理由。あちらでのベクターはバリアン態であり元の絵がなかったため、新たに書き起こされている。 ちなみに真月とは別枠なので、どっちかにタッグデュエルを申し込むと、たまに相方としてもう片方を引っ張ってくるため、真月&ベクターのコンビという極めてシュールな絵図が出来上がる。 真月「どこのどなたか存じませんが、よかれと思って僕とタッグを組みませんか?」 ベクター「知らないってのは幸せなことだねェ。いーや、こっちの話さ」 ベクター「さあ、真月! よかれと思って、よからぬことを始めようじゃあないか!」 真月「よくわかりませんけど、頼まれると断れないのでよろしくお願いします!」 目的について 劇中屈指の悪役&トリックスターとして立ち回ったベクターだが、実は彼自身の最終的な目標は不明瞭なまま終わっている。 七皇やドン・サウザンドの力を吸収して絶対の存在になろうとしていた……というのが一般的な見方だが、仮にサルガッソでの作戦が成功して遊馬を倒していた場合どうしていたのかは不明。 多分に自身のお遊びが含まれていたとはいえ、サルガッソ戦に繋がるまでの経過は全て「アストラル世界の滅亡」と「No.の回収」というバリアン世界の大目的に沿っていたため、七皇の中では一番仕事していたと言える。 が、ドン・サウザンドを復活させてからは他者を甚振り利用して楽しむ、という趣向のみが表面化しており、彼自身がその果てに何をしたかったのかはほとんど語られていない(ベクター自身が語ったのは過去のことについてである)。 生前からドン・サウザンドによって人格自体が改変されていた事実を踏まえて終盤の経過を見ると、力を吸収して上位の存在になるという大ざっぱな目的自体が、「七皇を吸収させたベクターを取り込み、手っ取り早く力を回復する」ことを狙った仕込みだった可能性が高い(最悪の場合、そう考えるように人格を弄られていたとも考えられる)。 余談 読んでもらえばわかるだろうが、ネタが多すぎる。書くこと多すぎて項目が作られなかったほど。 友情ごっこは遊戯王関連以外の場所でも話題になったのだから、遊戯王系での話題性は語るまでも無い。 全国のデュエリストに遊戯王の悪役の無限の可能性と声優の本気を見せ付け、こいつのせいで後番組の遊戯王ARC-Vや遊戯王VRAINSのキャラ達も疑われる事態まで起きている。 「ジャンジャジャーン! よかれと思って、俺様も追記・修正してやるぜ」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2014-11-26 21 02 36) こいつの所為で日野さんがへたれ声出してもイケメン声出しても笑ってしまうようになった。こいつの罪は重い。 -- 名無しさん (2014-11-27 15 28 12) 最終回の後は遊馬にべったりなんだろうなぁ(変な意味抜きで)なんかしょっちゅう九十九家に遊びに来てそう -- 名無しさん (2014-11-27 15 29 59) ところでベクター、したり顔でドン・サウザンドの処遇に関するツッコミをしているような文章が見られるが、こいつはお前の仕業か? -- 名無しさん (2014-11-27 20 24 06) そりゃベクターは現世の所業含め許してもらえたからいいが全員じゃないしな・・・・。そういやEDの集合絵にはいなかったな -- 名無しさん (2014-11-28 16 24 50) 素良きゅんは果たしてベクターの後継者になれるか? -- 名無しさん (2014-12-01 15 57 06) タイムピンク「ダブルベクター!!」 -- 名無しさん (2014-12-13 12 48 59) ベクターエンド・ビート真月 -- 名無しさん (2014-12-13 18 15 15) ソラ陣営の長はベクター並みのゲスさだと予想 -- 名無しさん (2014-12-15 03 00 58) たまに忘れられてるが、ハルトオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオにとっては命の恩人でもある。同時進行で別のこともさせられたけど -- 名無しさん (2014-12-20 11 11 48) ↑そのハルトもベクターの介入がなくなってもピンピンしてた事からマッチポンプの可能性も否定出来ない、ベクターの信頼度… 名前からして「vector」=「病気とかの媒介者」だし、ねぇ。 -- 名無しさん (2015-01-06 09 28 16) 鴻上会長「ハッピーバースデー!!ベクター真木!!」 -- 名無しさん (2015-01-14 12 54 37) 顔芸画像乙 -- 名無しさん (2015-02-05 13 01 14) 北米版ではベクターがラスボス(なお顔芸は規制された)でサルガッソでヴィクトリーに斬られて終わりと聞いたが本当だろうか? -- 名無しさん (2015-02-11 04 50 04) ↑もし本当ならドルべぇ -- 名無しさん (2015-02-13 18 38 59) 2↑ 海外のwiki調べたけど5D'sみたいなエピソード丸ごとカットはなさそう -- 名無しさん (2015-02-13 18 55 28) こいつのおかげで、アークファイブでは主人公に最初から友好的なキャラの全てが疑われる事態に。どういう……ことだ……! -- 名無しさん (2015-02-18 15 02 15) ベクターがどうとかってより、ネタ厨が騒ぎ過ぎなだけのような・・・ -- 名無しさん (2015-02-25 23 32 42) GXで丸々カットは2期のユベル回だっけ?ヤンデレと両性具有のコンボ。というか5DSでカットって何があったんだ・・・ -- 名無しさん (2015-03-10 00 56 24) ↑Z-ONE戦がなかったのはZEXAL放送するためだったかな? 太陽戦は知らないけれど -- 名無しさん (2015-03-10 01 00 32) コイツ程ではないが、バディファイトのキョウヤもかなり悪そうな顔してたwww -- 名無しさん (2015-03-19 13 07 37) デニスもやっぱりだったがコイツという前例のお陰でショックが最小限になった気がしなくもない -- 名無しさん (2015-03-19 13 11 43) デニスもまだ怪しいんだけどね。デュエリストとしての個性が語られてなかった真月と違って、エンタメデュエルに対しては本気っぽいし。キン肉マンのマンモスマン的ポジションかもしれん。 -- 名無しさん (2015-03-27 16 31 20) バリアンジャーの適当な名乗りは -- 名無しさん (2015-03-27 16 48 36) ↑2二重スパイ或いは融合の思想に共感出来なかったが、榊遊勝に出会って人々が笑いあえるような楽しいデュエルを知り、優勝の手助けをしてるとか?元々は融合主体のメイジと名の付いたモンスターを使ってたとか?遊矢のデッキもエンタメモンスターだけじゃなくて魔術師モンスターがいるし -- 名無しさん (2015-04-08 20 05 25) ゲスなのには違いないが最期のシーンからして最後までゲスを貫いてたとは言いがたいな -- 名無しさん (2015-05-11 17 45 29) ↑むしろ、貫いた結果裏側にズボッと抜けた感じ -- 名無しさん (2015-05-11 21 00 22) ↑2遊馬ビングが、ぐう聖過ぎるだけなんや… -- 名無しさん (2015-05-14 21 34 45) スタッフの思惑と声優の狂演と視聴者の求めるネタが見事にかみ合ったネタキャラ。でもこういうキャラって他の国じゃあ魅力伝わるのかなぁ。 -- 名無しさん (2015-05-20 20 54 25) ↑他国でもあのBパートのテンションが凄いらしい・・・とは聞いた -- 名無しさん (2015-05-20 21 00 21) 色んな意味で努力の方向音痴。あそこまでやらねぇよ普通。 -- 名無しさん (2015-06-02 00 08 07) 大きなお友達からは正体がベクターだって普通に気づかれてたんだっけ? -- 名無しさん (2015-06-14 16 25 42) ↑遊戯王のことだからベクターが闇人格の二重人格説の方が有力だったな。ところでベクター、最新パックでアロマージがないのにベクターがスーレアなのはお前の仕業か? -- 名無しさん (2015-07-16 22 00 21) ベクターがカード化されたぞ!しかもペンデュラム妨害という嫌がらせ仕様! -- 名無しさん (2015-07-20 09 24 55) ↑6 あれは凄まじかったな… -- 名無しさん (2015-09-29 10 21 48) 吸収されるときに楽しかったぜ、おまえとの友情ごっこって言ってたら良かったのに -- 名無しさん (2015-10-05 02 43 28) 多分前世の享年では1番年下っぽい。幼い頃に精神壊されたからか妙に子供っぽいところあるよね -- 名無しさん (2015-12-02 17 08 09) 劇場版 新キャラ cv ひ の さ と しwwwwww -- 名無しさん (2015-12-08 11 26 20) CVが一緒なせいで新キャラに早速裏切り疑惑が。こいつの罪は本当に重い -- 名無しさん (2015-12-08 16 27 33) こいつとTFでタッグ組みたかったぜ… -- 名無しさん (2016-04-06 18 14 18) 転生して学校通うようになったら真面目な真月状態で行くかベクター状態で行くのか -- 名無しさん (2016-10-22 18 33 01) 今では、日野聡=ベクターのイメージ。 -- 名無しさん (2016-10-22 18 36 37) 出てくる度にデュエルに負けてたけど、サルガッソ戦は実質的勝利してるよな -- 名無しさん (2016-12-28 01 11 52) ドンサウの契約がOCG化と聞いて -- 名無しさん (2017-02-12 01 44 50) 本編終了後で遊馬と組んでタッグデュエルしたらめちゃめちゃ息合いそう -- 名無しさん (2017-03-10 23 19 22) ↑アストラルと合流するまでの相棒組んでそう。 -- 名無しさん (2017-04-12 22 41 24) シャイニングも発売しないかなあ -- 名無しさん (2017-12-07 09 15 48) 努力家で我慢強いけど卑怯で姑息な部分が共同してる稀な奴 -- 名無しさん (2018-02-04 17 15 14) 結局最期まで味方だったけど、ソウルバーナーが視聴者から疑われたのもこいつ(と若干ブルーノ)のせいと思うと、ほんとに影響力強すぎる…… -- 名無しさん (2019-04-06 14 15 16) もう視聴者バレしているとはいえデュエマでも似たようなキャラが出現した模様 -- 名無しさん (2019-05-19 22 13 35) 真月とベクターはあまりにも性格が違い過ぎてたから、闇の人格や双子の片割れみたいな予想もあったな。 -- 名無しさん (2019-12-08 23 41 53) キャラが濃すぎて後の作品の同ポジ辺りまで疑われる現象、どこぞの星狩りしてる地球外生命体めいている。 -- 名無しさん (2020-07-25 08 06 19) 『何時迄も過去のキャラの言動を引きずる』、オタクの悪癖だな -- 名無しさん (2022-05-29 18 57 52) 名前 コメント (出典) :遊☆戯☆王ZEXALⅡ 96話「凶気のベクター 魔境サルガッソの闘い!」 ぎゃろっぷ/テレビ東京/NAS 2012年10月7日~2014年3月23日
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神宮寺守使用カード 効果モンスター 《模範巫女タマグシ》 《優等生神官サカキ》 ▲画面の上へ エクシーズモンスター 《風紀宮司ノリト》 《CX 風紀大宮司サイモン》 ▲画面の上へ 魔法カード 《規律の鏡舞台》 《RUM-バリアンズ・フォース》 《ダブル・チェック》 ▲画面の上へ 罠カード 《抜き打ち検査》 ▲画面の上へ
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ジンロン使用カード 効果モンスター 《幻木龍》 《幻水龍》 《武装神竜プロテクト・ドラゴン》 《魂食神龍ドレイン・ドラゴン》 ▲画面の上へ エクシーズモンスター 《No.46 神影龍ドラッグルーオン》 ▲画面の上へ 魔法カード 《ドラゴン・シールド》 ▲画面の上へ 罠カード 《神龍演武》 ▲画面の上へ